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2020/12/23(水) 08:15〜09:55 あさイチ「今こそ気を付けたい!身近な“薬”とのつきあい方」[字]


長期連用はだめと書いてあります。
長い期間にわたって薬を

のみ続けるということですが
長期というのは、どのぐらいの
長さにあたるのか
あなたはご存じでしょうか。
(VTR)市販の頭痛薬ののみ方を間違って
思わぬ体調不良に陥ったという
桑原明大さんです。
結婚したばかりのことし
まさに九死に一生を得る経験をしたといいます。
長年、偏頭痛に悩み
頭痛薬をよくのんでいた桑原さん。
ことしの夏は仕事が忙しく
病院に行く時間が取れませんでした。
同じ頭痛薬を
1か月以上のみ続けたところ
突然、体調に異変がありました。
ふらふらと部屋をさまよい
そのまま意識を失い


倒れてしまいました。
(救急車のサイレンの音)
幸い妻も在宅勤務中だったためすぐに病院へ搬送され
一命を取り留めました。
医師から告げられたのは頭痛薬に含まれる鎮痛成分が
胃腸に作用したということでした。
さらに複数の頭痛薬を併用したために
大変なことになった人もいます。
主婦の前川貴子さん。
5年前、出産を機に
頭痛に悩まされるようになり
市販の頭痛薬をのみ始めました。
医師に相談する時間もなかった前川さん。
しばらくして
薬が効かなくなりましたが
ほかの薬を探すうちに
その数は10種類に。
しかし、頭痛は一向に治まらず
むしろ痛みは増していきました。
3か月ほどたって
痛みに耐えかねた前川さん。
頭痛外来を受診したところ
驚きの診断を下されました。
前川さんの場合は
複数の頭痛薬をのんでいたことも
原因の1つとされました。
浜島≫びっくりですね。
頭痛を治したくてお薬をのんで
それが悪循環。ええって思いますよね。
大吉≫コマーシャルなんかでも

必ず
ピンポンといって
ちゃんと使いましょうねって言ってくれるけど
本当にちゃんと使わないと
怖いですよね、市販薬は。
小林≫VTRに登場したお二人は
ご自身のような経験をほかの人にしてほしくないと
取材に応じてくださいました。
お二人が結果的にしていた長期連用ですが
長期というのは、どのぐらいに
当たると思いますか?
大吉≫1か月、2か月くらい
ですかね、僕の感覚は。
浜島≫私もそうですね。
1箱分ぐらいな気がするから1か月ぐらいかな。
華丸≫考えてもいないですけど
僕は治りかけでやめるようにしているから
なんとなく痛みとかが
なくなったらもうやめる感じかな。
浜島≫私は逆に
完全に治るまでのまないと
いけないんじゃないかって
勝手に思っていました。
小林≫その辺り
専門家に伺いましょう。
薬剤師で登録販売者への講演など
も行っている村松早織さんです。
長期連用とはどのくらいなんで
しょうか、頭痛薬の場合。
村松≫基本的に数日間から

10日間を超えて使用したときを
長期連用ということが多いんです。
例外もありますし基本的には個別の判断が
原則にはなります。
基本的に市販薬は
対症療法といって
今ある症状に対して使う目的のものが多いですので
症状があるときに服用して
症状が改善しない
もしくは繰り返すという場合は
医療機関に行くことをおすすめしています。
小林≫華丸さんは治りかけかと
思ったら市販薬をのむのをやめて
浜島さんは治るまでのむ
とおっしゃっていました。
それでいうと華丸さんの
のみ方のほうが。
村松≫そうですね
市販薬でいうと症状が残っているのであれば使っていただいても
かまわないんですが

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