私たちはそのダイジェストを
紹介を受けたんですけど
物理の先生が
感染症というのは
ウイルスを粒子に例えて
一定数の粒子を受け取ると
感染症が発症するという過程で
いわゆる粒子の分散の
微分方程式を立てられて
それで色々とやると
結局は、少ない段階で
早く病原体を持っている人を
隔離する。
これに勝る方法はないという
これは物理学的な数式が
出ております。
それから現実問題としては
やっぱりあれだけ
巨大な人口を抱えている中国で
封じ込められたわけですね。
これは地域丸ごとの検査と
徹底的な、強権的な隔離。
それからそれほど広がらないところで
徹底してこれをやったのが台湾。
具体的にこういうところがあるわけですね。
台湾の場合は少ないレベルで
きちんと検査をして、次々と見つかった人を隔離していくと。
これは医学の教科書にも
書いてあるんですよ。
公衆衛生でも。
伝染病、最もいいのは患者を見つけて隔離すると。
なぜ厚労省の人が
医学の教科書に書いてあることを
やらないのか。
理解に苦しみます。
羽鳥≫感染拡大を受け
ノーベル生理学医学賞受賞者4人の先生方が
政府に緊急提言ということです。
5つ、しました。
2つ目
今、検査に関しての提言です。
この提言については、大隅先生は
どうお考えでしょうか?
先ほどの玉川さんの質問ですが。
大隅≫繰り返しになりますので
先の話題に
進めていただいたほうが
いいかと思います。
羽鳥≫玉川さん、大丈夫ですか?
玉川≫もう1つだけ本庶先生に。
中国は強権的に
強制力を持ってやってるから
可能だったという
言説があります。
僕も本庶先生から教えてもらった数理モデルとか
東大のイナバ先生の
数理モデルを見ると
やっぱり検査をすればするほど
感染が抑えられるという部分も
あると思うので
日本でできないということはないですよね。
本庶≫これはこれまで私は
本音はコストの問題だと思うんですね。
非常にコストがかかると
思っていたので
これを下げてきたと。
だけど実際に私先ほど数値を申し上げたように
そういう問題も解消しています。
なおかつ、これは全自動ですから
医師がついているにしても
非常に少人数で
短期間に行われる。
かつトレーラーですから
もし、東京オリンピックを
やる気なら
あらゆる会場に
これは移動しながらやれると。
こういうことに政府が
本来、お金を出して
企業に開発してくれと
頼んでもいいはずですよね。
私の知る限り、この会社は
もう自己犠牲でもいいからと思って
大規模投資をして
ここまで来ている。
こういうふうに聞いています。
羽鳥≫大丈夫ですね。
では、提言3つ目
ご紹介します。
3つ目の提言は
ワクチンや治療薬の
審査及び承認というのは
独立性と透明性を担保しつつ
迅速に行うべきである
ということです。
この提言に関して
本庶先生は
現状の問題点として
慎重といえるかもしれないが迅速じゃないんだと。
どうすれば解決できるのか。