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2021/01/14(木) 08:00〜09:55 羽鳥慎一モーニングショー[字]


おっしゃったように
医療関係者も絶対数を増やす。
それから病床数もそもそもの絶対数を。
やりくりではなくて
増やすという方向が
今は求められてると
私も思っています。
羽鳥≫これがまず1つ目の
提言ということになります。
そして2つ目の提言ですが
検査です。
PCR検査能力の大幅な拡充
そして無症候感染者の隔離を強化するという提言です。
現状です。
日本のPCR検査ですが
1日平均、今年に入って
1日から11日までですが
1日平均
およそ4万4000件。
最大可能件数は



12万5000件あります。
そのうちの今、4万件が
行われているということです。
人口1000人当たりの
検査数というのを
世界と比べてみます。
イギリスが8.1フランスが4.4
アメリカが3.9
イタリアは2.2ということで
日本は0.5という数字に
なっています。
本庶先生
今のこの現状の問題点について
いまだに検査数が少ない
中国のように地域ごとに全検査・隔離というのが理想
ただ、これは
現実的には日本では難しいけれど
これが理想では
あるということです。
じゃあ今の状況から
どう解決していこうかと。
少なくとも
感染しているかもと思ったら
即座に検査を受けられる体制を
作るべきであろう
今、業界支援という形で
何兆円もばらまいているけど検査にお金を使うほうが
断然、コスト的にも
社会的にも有効であるということです。
本庶先生、検査は更に増やすべき

ということですね。
本庶≫はい。
これは現実的にも可能なんです。
特定の会社名
マスメディアでは
言わないほうが
いいかもしれないけど
神戸にある会社
ロボットの専門会社が
完全全自動、PCRを
トラクターの中に
埋め込んだものが
もうできています。
これトレーラーですから
あっという間に
どこでも運べるんですけど
この機械先日社長とお会いした時に
言ったのは
80分で250検体ぐらいの処理能力があります。
ですから、例えば
1日12時間稼働させれば
2500検体ですね。
1台1億円。
これを1000台買えば
1日に単純に250万件ですね。
1000台、いくらですか?
1000億円でしょ。
1000億円投資したら
もちろん試薬は、いりますよ。
でも数千億レベルで

1日250万件。今すぐ可能なんですね。
なぜやらないのかと。
現在の最大の問題は無症候感染者なんですよ。
街角を歩いている
30代、40代の。
こういう方は隔離すれば
ホテルを借り上げるから
ホテル業界には
プラスになります。
なおかつ
そこへ食事を運びますから
飲食業界にもプラスになるし
材料を提供する生産者もプラスになる。
こういう形で
経済を回していくほうが
私はGoToで無理やり
危険を覚悟で行ってこいというよりは
はるかにいいと思っています。
羽鳥≫本庶先生なんで増えないんでしょうか。
なんで増やさないんでしょうかと

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