医療費予算が
山のように余っています。
そのお金をどういうふうに使って医療機関をサポートして
潰れたら困るわけですからね。
やっていくかという問題なんです。
そうしたら話し合いで
きちっとした分担とかなんとかやるんじゃなくて
この病院
そこに資源を投入する。
そして、もうそこは
潰れないように
きちんと財政的に
面倒を見ると。
とにかく医療機関の
インセンティブとしては
潰れるか潰れないか
これをきちっと保証して
その代わりきちんと
コロナ対策をやってくださいと。
これが僕は一番
強力だと思います。
羽鳥≫そして
それが一番現実的だと。
お二人の
政府のコロナ対応についての
お考えを最後に
ご紹介させていただきたいと
思います。
本庶先生、医療を守り安全な社会を作ることでしか
経済の回復はありません。
政府はこの順番を間違えています。
政府主導というより
国民の良識があって
ここまで持ちこたえているが
今、危険な状態だということです。
大隅先生です。
政府の対応について。
長期的な展望が欠落しています。
今は当たり前のことを見直す機会でもあり
働き方、都市集中の問題
これも考えていくことが大事だと
お二人は提言に加えて
お考えということでございます。
お忙しい中、お時間をいただいて
本当にありがとうございました。
本庶先生、大隅先生
どうもありがとうございました。
≫ありがとうございました。
羽鳥≫北村先生ずっと立たせてしまって
すみませんでした。
またよろしくお願いします。北村≫ありがとうございました。
羽鳥≫では、このあと
玉川さんのそもそも総研です。
玉川≫切り替わりませんね。
羽鳥≫今、行きますから。はい、行きました。
玉川≫今日は
「未来をここからWEEK」。
これ寄れないのかな。
「未来をここからWEEK」ということで
特別編ということで
お伝えしたいんですが
テーマはこちらですね。
そもそも老化は克服できるって本当なの?ということで
毎日暗い話ばかりなので
未来に向けて
希望がある話もしたいってことで
私、老化の第一人者に
話を伺ってきました。
この方です。シンクレアさん。
このシンクレアさんに
お話を伺ってきました。
老化を克服できるということを
おっしゃっているんですよ。
どういうことなのか。
この方世界で最も影響力のある100人
医療におけるトップ50人にも
選ばれた
老化研究の第一人者なんですね。
ということでお話を伺いましたので、VTR。
≫先月、イギリスの
権威ある科学誌
「ネイチャー」に掲載された
論文。
それは老化した細胞を
若返らせる技術を用いて
マウスの視力を回復することに
成功したという研究結果です。
この論文の上席著者を務めたのが
ハーバード大学医学大学院のシンクレア教授、51歳です。
≫シンクレア教授が
マウスの視力回復の研究で
取り入れたのは
京都大学の山中伸弥教授らが
世界に先駆けて開発し
2012年に
ノーベル生理学医学賞を受賞した
iPS細胞の製作過程です。
iPS細胞とは
山中因子と呼ばれる4つの遺伝子を働かせて
どのような細胞にもなれるような