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2021/01/14(木) 08:00〜09:55 羽鳥慎一モーニングショー[字]


外国では
随分いい評価が出ているんです。
それぞれ全部で4つ、5つぐらいあると思いますけど
こういうことを
日本ですぐ取り入れてみると。
もう少し、臨機応変というか
柔軟な対応をしていかないと
外国で完成したものだけ
日本に入れるというわけではなくて
日本もやはりそういうことを


トライしてみるとか
そういう姿勢がないと
前へ進まないと思っています。
羽鳥≫現状
ファイザーのワクチンも
世界に比べて遅れているのは
日本国内での治験数というのが
関係してきています。
5つ目の提言です。
科学者の勧告を政策に反映できる
長期的展望に立った制度を確立すべきであると。
現状の問題点について
お二人。
大隅先生は
科学者の意見が反映される機関が
存在していない。
本庶先生、分科会は科学技術的な内容を
知るというより

すり合わせの場に
なっているんじゃないか
ということです。
大隅先生、解決への提言として
国の科学技術体制に関する諮問機関創設が必要だと。
大隅先生、この提言については?
大隅≫もちろん今、話題になっている
学術会議という組織を
私たち科学者は持っているんですが
色んな具体的な問題に対して
解決を図るというような
そういう研究者の集団の

組織みたいなものが
あってほしいということと同時に
先ほど言っていたように
日本の科学技術を
どうやって進めていくかという
ちょっと長期的な方針を
作るような組織が
今はなくて
科学技術白書を見ても
数年後のことしか書いてない
イノベーションという言葉だけが
述べられているというのは
やっぱり心もとないなと思って
もう一度、国全体が
どういう方向を向いて
科学技術と向かい合っていくか
ということを
考える組織が欲しいなと
私も強く思っています。
羽鳥≫本庶先生
いかがでしょう?
本庶≫少なくともチャンネルが
はっきりしてないと
科学者の中にも
色んな意見の違いが
あると思いますが
例えば総理科学アドバイザーなり
これ、米国にもイギリスにも
そういう人が
きちっといるんです。

1人、あるいはその下にチームを作ると。
そういうチャンネルが
はっきりしていますと
科学者の意見が
そこに集約されて
そして、これをまとめて
きちっとした根拠に基づいた
提言というのが
政治に伝わるわけです。
そういうことがないと
それぞれ勝手なことを言ってて
それも全部バラバラで来ると。
そういう状況はよくないと私は思っています。
羽鳥≫高木さん
何か質問ありますか?
高木≫私、本当は
プロデューサーに
提言1のところで質問があるので
羽鳥さんにお伝えくださいって言ってたんですが
伝わってなかったみたいで
はるか昔になっちゃったんです。いいですか?
羽鳥≫それはいいです。
高木≫医療体制のことなんですが大きな場所に
新しく中国のような施設を
作るということも1つ、手があると思うんですが
桜井よしこさんという方が
独自で調査されたところによると
実際に今、コロナ対応に
当たっていらっしゃる病院というのは
専門医がいて、専門の設備がある


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