≫集団感染は、東福岡高校のバレー部で起きました。
１０日まで東京で行われていた
全国大会で優勝したバレー部は
１１日に福岡に戻りました。
しかし、部員１人が発熱。
ＰＣＲ検査を受けたところ
陽性が判明しました。
また、緊急事態宣言が
出されたことなどから
残りの部員や指導者ら３２人も
ＰＣＲ検査を受けました。
すると、部員８人と指導者１人の
陽性が判明しました。
≫部員らは
ほかの生徒などと接触はなく
高校は、２１日からの入学試験も
予定どおり実施する方針です。
愛知県日進市にある中学校では
上着を着たまま授業を受ける子供たちの姿が。
それも仕方がありません。
菅原≫この寒い時期も、教室では
換気のため
窓を開けて授業を行っています。
≫寒い冬でも
換気しながらの授業です。
小松≫都営地下鉄大江戸線の
運転士ら３９人の集団感染で
運転士の宿直施設にある
洗面所の
蛇口が感染の原因と
指摘されていることが
分かりました。
林≫新たな感染リスクが判明し
専門家も警鐘を鳴らしています。
≫年末年始およそ２週間にわたって
運行本数を
通常の７割程度に減らす異例の事態となった
東京都交通局が運営する
大江戸線。
原因は運転士ら合わせて３９人が
次々と新型コロナウイルスに感染し
出勤できなくなったことでした。
なぜ集団感染は起きたのでしょうか。
柳下≫感染した運転士は全員
宿直するため
こちらの庁舎を
利用していました。
東京都交通局によりますと
保健所からは
洗面所の蛇口を介して
感染が広がった可能性が
高いと
指摘されたということです。
≫始発電車の常務に備えて
１日７人程度の運転士が泊まっている、この庁舎で
保健所が注目したのが
洗面所にある手で回すタイプの蛇口でした。
歯磨きの時、ウイルスを含んだ
唾液が飛び散った手で
蛇口に触れるなどしたことで
感染が広まった可能性が高いというのです。
洗面所の蛇口は、歯磨きのほか
手洗いやうがいをするときにも
使われていました。
蛇口などを介した接触感染については
改めて感染予防の徹底が
呼びかけられました。
≫東京都交通局では
直接触れないよう
蛇口をペーパータオルで
覆うなどの対策をとっているほか
手をかざすと水が出る
センサー式の蛇口への変更も
検討しているということです。
小松≫蛇口が感染拡大の
原因となったのか
どうなのかについて
感染制御学がご専門の
グローバルヘルスケアクリニック
水野泰孝院長に伺いました。
あくまで可能性の１つだと水野さんはおっしゃいます。
なぜなら、この宿直施設は
浴室や食堂など
共用施設での感染も
考えられるとのことなんです。
じゃあ、どういったところが
感染経路になるかというところの
一般論として水野先生は
手回し式の蛇口
それからドアノブ
皆さん接触しますので
感染リスクがありますと。
だからこそ
病院では自動水洗
足で踏んだり
センサーが反応して
水が出るようになっていると。
ただ、そういうところばかりでは
ありません。
手回し式の蛇口がある場合は