◆ここが。
言われてみたらコルクみたいやわ。◆そこにあるのは、
まだ青いでしょう?
◆こんなんやね。
◆こんなんまだ早い。
こんなん、あかんけど。
これはまだ早い。
緑やもん。
ここがこの色になるねん。
コルクのような。
これ、カボチャの花ですか?
◆そうなんです。
◆どこがどうカボチャになるわけ
?
ご主人、これやね?
こういう…。
あっ、痛っ!
トゲ痛いなあ、
カボチャってね。花やね。
花の下が膨らむと。
これがあんなでっかなるの。
これ、ブランド、名前はあります
の?
◆さんだくり南瓜。
これもね、とってから1週間か、10日ほど、置いておくんですよ。
そうしたら、よく熟してね。
おいしいんですよ。
◆ああ、きれいわあ~。
ご主人、
ここのカボチャの特徴はなんです
の。
◆お尻がとんがって、ハート型に
なっているんですよね。
このように。
◆あっ、ここや。
ここ、とんがってる。
ほんで、
あっ、ハートや。
ハートや、形は。
◆それで、
黄色さもかなり黄色い。
◆ええ黄色や。
ほんで、肉厚や。
味が。
◆栗のように、
それで糖分もかなり高いしね。
◆栗のように甘い?
どんなんやろ…。
◆かたいやろ。
◆やっぱり、火を通したほうがえ
えな…。
火通したほうが、
生はあんまり味がわからへんわ。
◆ここで有田さんに、
カボチャで料理をしてくれる
奥さんを紹介していただき、
早速、そのお宅へと向かいます。
◆中川さんですね。
言うてはりましたわ。
ここかな…?
うわあ、すごい家やなあ。
ピンポン鳴らしたらええかな。
こんにちは。
トミーズの健と申します。
このたび、
畑のほうで
ご紹介いただきまして、
カボチャで…。
おしゃれな、お住まいですね。◆そうですか。
◆何かモダンな。
◆そうですか?
古いんですよ。
◆そうです?
全部おしゃれですね。
ここのアングルがね。
よろしいですか? 入って。
◆上がってください。◆もうこれ、
絵もそうやし。
◆この絵は息子の絵です。
◆これ、よく見る絵じゃないです
ね。
◆折ってつくっているんです。
◆折り紙のような絵のような。これは何?
◆私の名前が書いて…。
◆勝子?
奥さんがつくったの?
◆はい。
◆あっ、きれや。
◆布です。
◆布ですやん。
かなんわあ~。
家全体が美術館みたいな…。
◆どうぞどうぞ。
お入りください。
◆造花のこれも、ええね。
◆これはもうね。
◆ドライフラワーの。
◆私、虫に弱いんですよ。
そしたら…。
◆ドライやからね。