◆丸いハンドル、
電気もつくようになってて、
端っこに。◆「子連れ狼」やんか、これ。
◆すばらしや!
◆ということで、
石本自転車の
石本さん、息子さんのほうが61歳でいらっ
しゃって、お父さん、
後ろのほうに会計やら事務をやっておられるのは
88歳ということで、
まだ現役で働いておられるということで、
大正10年でございますから、
創業が。
あと3年後には100年を迎える
ということで。
お若いころは
おじいちゃんとお父さんと
3人で、つまりお孫ですよね、
この3人があそこの
自転車屋さんにおったということ
ですから。
だからもう昔の職人ですから、
怖そうでしょう?左側のおじいちゃんね。
だからもうそんなん、レンチは
投げるわね。夜になったら
酒を飲んで
べろべろになって、机ひっくり返すわで、
昭和で見たホームドラマみたいな、
そんなんやったらしいです。それでも、自転車をとにかく大事
にしてやっているという3代なん
ですけれども。
手軽に車椅子を修理できる場所が
なかなかないんですね。
やったらどうやということで、
修理自体はね、自転車よりも
簡単なんです。
簡単とは言いませんけど、
ちょっと楽にできるというか。
メカニズム自体はね。
安全のことを考えて
取得するのは、国が管轄しているということなんでしょうね。
とにかく資格を取ろうということ
で、
安全整備士の
取得を決意したんですけれども、
合格率が3割なんですって。
◆厳しいですね。
◆3%!?
◆ほんまや。
◆そない難しいの?
◆3%ですか。こっちには3割って書いてあるけ
ど…。
3%!
◆いずれにせよ3です。
◆3割?
あっ、3割ね。
30%。◆3%やったら、
えげつないわ。
でも、30%でもすごいです、
取得するのはね。
取得しまして、
近所の老人ホームを回ったところ、
どういうのですかね、
ほったらかしにしてあるんですっ
て。
ほんで、とにかくちょっと潰れた
ら、直すよりも
新しいのを購入するパターンが多
いんですって。
だからこれじゃいけないというこ
とで、
その壊れたやつを
どんどん、どんどんご主人が直していってるんですね。
◆もったいないわね。
◆で、皆さんから
重宝されているということですよ
ね。
昼間は自転車の修理があるんです
けれども、車椅子は、夜、
用事がないじゃないですか、
寝はるから。だから夜あいているんですって。
だから夜中に修理するんですって。大変だと思います。
3代続いたこの石本自転車ですけれども、100年、3年後には1
00年ということで、これからも
頑張っていただきたいと思います。
さあ、お土産をいただきましょう。
お土産はちから餅のざるうどんでございます。
ご主人が見事につくり上げてると
いう
国産小麦粉100%。
このちから餅さんですが、
和菓子をやっておられたんですが、気がついたら、
うどんをつくる才能があるということに気がついてですね。
見よう見まねでつくったというか、
独学でやられたという。どうですか。
◆おいしいです。
◆AYAさん、
食べた後、走ってくださいね。
◆うどん、大好きなんですよねえ。
◆うどんぐらいは食べてもいいで