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2018/09/26(水) 15:50〜17:53 ten.【若一調査隊!秋の原風景!日本の棚田百選「長谷の棚田」大調査】[字]


この棚田が成立するうえで、
一番必要不可欠なものは、なんと
いってもやっぱり水ですよね。
水をどこからどのように引いてき
て、
枯れないようにするかっていうの
は、
それぞれ大変な工夫と手間がかか
るんです。
>>傾斜がきつくなってきてます


ね。
>>傾斜が結構あるでしょ。
作付けしたり、
いろんな農作業をする人たちも、
これを上り下りするのも大変なんです。
この構造見て分かるようにね、
そこそこの機械が入るとしても、大きな部分は、
もう手仕事いうか。
>>運ぶのが大変ですね。
>>だからこそ、
棚田で出来たお米は、
おいしいというせつというか、
そういうことも言われてるんです。>>棚田で出来たお米がおいしい
といわれるのには、主に3つの理
由が。
1つ目は、平地の水田に比べ、標
高が高い場所にあり、昼夜の温度
差が大きく、
稲がゆっくり熟すこと。2つ目は、水源に近いので、
水の汚れが少なく、
ミネラル分など、
栄養素を多く含むこと。
そして3つ目は、土地が狭く、
大きな機械が入れないため、
天日で乾燥させていること。
自然乾燥ならではのおいしさが増
します。
長谷の棚田で作られているのは、
キヌヒカリという品種のお米。
コシヒカリに近い品種で、


丈が短く、倒れにくいという特徴があります。
歩き始めて15分、
調査隊はまだ4分の1も登っていませんが。
>>特にね…、
はあはあしてきた。>>結構、結構しんどいですね。
>>結構しんどい。

>>しゃべりながら、
この傾斜のあるのは。
>>ちょっと肺活量がついていか
なくなりましたね。
これ、でもだいぶ上がってきてる
よ。
>>わー、きれい。
さらに進むと、見つけたのは。
>>うわー、
これをね、すごいね。
>>昔ながらの民家ですね。
>>よく残しておられますね。
>>手入れして暮らされてるんですね。
>>今、この上にトタンを張った
りする家が、
結構ね、
もう大体、
そういうのになってしまってて、
こんだけかや、
そのものが見れる所は減ってきて
ますけどね。
そして単に景観的にきれいなだけ
じゃなくて、棚田があるおかげで、
実は直接、農業に関係ないわれわ

れも、いろんなプラス面を得てる
わけですよね。
一つがやっぱり、
水源の涵養ですね。
水源確保ということができてるわ
けですね。
>>水源の涵養とは、
棚田の地下に雨水がたまり、河川
へ流れ込む水の量を調整、
安定させる機能のこと。
棚田には、
この涵養機能をはじめ、
ダムの役割をする洪水調整機能、
土砂崩れを防ぐ国土保全機能、そ
して、
豊かな動植物を育む生態系保全機
能などがあります。
歩くことおよそ1時間。
ついに調査隊は棚田の一番高い場所へ。
>>この高さ、
もう周りの山が。
>>大体ここで標高400メート
ルぐらいですね。
>>超してますね、400、4、
50メーターぐらいあるんじゃないでしょうか。
>>うわー!
>>すばらしいでしょ、この光景
は。
>>きれい。
棚田の景色と、山の景色は500


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