私たちのこういう身近なところで頑張っておられるような中小企業
ですね、
こういう今、ビジネスチャンスを求めている。これができるのは、
やはり日本と中国の関係というの
が、先月、首脳会談ありましたけ
れども、やはりそういうものがあ
って、政治の関係が雪どけをして
いって、
かなり進出について追い風になっているという国際情勢の変化があ
るんですね。
この見本市も、やはり中国は今、
アメリカとの貿易戦争があって、
やはり貿易、
もっと自由な保護主義は反対する
ぞというような、
国益を重視したという意味で、今、
急にこういうふうなイベントを、
国家プロジェクトとして始めてい
るというふうな事情もやっぱりあ
るわけですね。
こうした参加している企業も、
これからの米中関係がどうなって
いくのかによって、またビジネス
も左右されていくということも、
十分に考えられるわけですけれど
も、じゃあこのきょう、
トランプ大統領選挙結果を受けて、じゃ中国に対してどういうふうに
向き合っていくのか、なぜ中国に
これだけ目くじらを立てて、
敵意をむき出しにしているのかと
いうことなんですけれども、こち
ら、一つの将来の見通しというの
があるんですね。
未来のGDP・国内総生産の順位
なんですけども、今この2016
年については、1位はアメリカ、
2位が中国で、
3位は日本になっていますけれど
も、
今から12年後の2030年はど
うなってるかというと、
中国がアメリカを逆転するのが、
2030年だというふうにいわれているんですね。
そういう意味でアメリカとすれば、
世界の経済大国、
1位はずっと自分だったというこ
となんですけれども、
この地位が脅かされるということ
で、非常にトランプ大統領、
この問題を重視してるんですね。
さらに、
実はこの順位変動の裏側には、
この中国の今進められている国家プロジェクトがあります。
中国製造2025というんですけ
れども、将来、
中国のハイテク分野の製品が世界
のトップに立つんだという決意で、
ものすごいお金を投じて、
政府が肝煎りで今、
進めている国家プロジェクトなん
ですけれども、
問題はこのハイテク分野というの
は、
軍事転用される危険性があるとい
うことなんですね。
つまり、今、トランプ大統領から
すれば、単なる貿易の経済の問題
ではなくて、将来、
この国際社会を牛耳っていく、
リードしていくのは、
一体どっちなんだというところに、直接関わる問題だということで、
ハイテク分野の覇権争いというも
のが裏側にあるということになる
わけですね。
>>14年後には、
中国とアメリカのGDPもひっく
り返ってしまうかもしれない。
こう考えると、増田さん、中国も
アメリカも、
負けてられないという戦いになっ
ているわけなんですよね、
今。
>>やっぱりそこに対する危機感
というのは、民主党政権、アメリ
カの民主党政権もやっぱり意見は
一致ですよね。
>>民主党政権はもともと中国に
対して、
むしろオバマ大統領のころなんかも融和的な政策だったんですけど、
それが今回の中間選挙の中で、
また違った面を持ち始めたということが見えてくるんですね。
それがまさにこれからの話なんで
すけれども、
じゃあ日本はどうなのかという、
この2030年の未来予想図です
けれども、この3位、
4位を開けていくと、
3位だった日本は実は新興国のイ
ンドに抜かされて4位に転落する
んじゃないかというふうに見られ