実際に試食することができるのだという。
さらにサービスはほかにも。
>>特別なお客様用ですよ。
>>特別ないれ方でお茶まで。
これらすべてが、
ただだ。
>>アゼルバイジャンでは、
特別なお客様にお茶を出すのが文
化なのよ。
>>オイルマネーの資金力に加え、
アゼルバイジャンに根づくおもてなしの文化。
決して侮るなかれ。
強敵、
アゼルバイジャンを相手に、
われらが日本・大阪に勝機はあるのだろうか。
>>あっ、あれですね。
エキスポ2025と書かれた看板
がありました。
この一帯およそ300ヘクタールにわたり、
万博の開催予定地ということなん
ですが、
見渡す限り何もなく、広大な空き
地が広がっています。
>>バクーの万博開催テーマは、
人的資本。
市内東部の広大な空き地が会場の
予定地になっているが、どこか、
大阪の舞台、
夢洲に似ている気もする。
取材班が万博開催への不安要素を
見つけたのは、
地下鉄の駅舎を訪れたとき。
>>こちら、
市内の中心部にある地下鉄の駅な
んですけれども、
入り口の所には防犯カメラが設置
されています。
そして、
こちら中に入っていきますと、
入り口に警察官が立っておりまし
て、
金属探知機などで、
いつでも不審者をチェックできるように立っています。
>>多くの市民が利用する地下鉄
だが、
入り口では手に持つ検査が行われ
るなど、
厳重な警備体制が取られていた。
実はアゼルバイジャンは、
隣国、
アルメニアと領土問題を巡りたびたび衝突。
およそ2年前にも軍事衝突が起き
るなど、緊張感が高まっている。
>>1990年代は、
バクー地下鉄でテロ事件がありました。
それは悲しい出来事でしたが、
再びテロを起こさせないために、対策を強化したのです。
それ以降、
一度もテロは起きていません。
>>アゼルバイジャンは、
華やかな経済成長の裏で、領土問題という緊張感を抱えている国な
のだ。
現地で緊急取材を続けると、
アゼルバイジャンの最大の弱点が
見えてきた。
>>2025年の万博に、
アゼルバイジャンのバクーが立候補しているの知ってますか?
>>知らないね。
>>知らないわ。
>>聞いたこともないです。
>>バクーでイベントが行われる
のはいいことだけど、そもそも、
万博って何なんだい?>>開催地決定直前だというのに、
にわかに信じ難い事実。
ダータシ紀子さんにも同じ質問をぶつけてみた。
>>今回の取材に来られるので、
初めて知りました。
大阪は日本のニュースを見たりし
ているので知ってたんですけど、
アゼルバイジャンのバクーは知り
ませんでした。
>>市民の万博への関心は薄く、
立候補していることすら知らない人も多い。
これなら、
大阪は楽勝と言いたいところだが、アゼルバイジャンと競い合ううえ
では、警戒しなければならないこ
とがあるという。
>>本当にお金でなんでもできち
ゃうみたいなところが、
アゼルバイジャンの中の感覚にあ
るなというのは、
生活の中でも感じるので、
賄賂とかがあるのかなという感じもします。
>>日本の誘致関係者も、
アゼルバイジャンがオイルマネーにものを言わせた誘致活動を展開
しているのではないかと、
警戒を強めている。
>>悪い意味でお金をあげるって
いう感覚がないというか、ちょっ
ともう、半分、チップに近い感覚