やっぱり裁判員ということで、
どこに本当の真実が隠されている
のかということが、
どこまで見えるのか、
どこまで見いださなければならないのかという意味ではこの裁判員
にかかる負担というものは、
本当に重いと言っていい裁判になっていると思いますね。
>>では続いて、あと2日です。
2025年の万博開催地が、あさって決まるのを前に、
投票が行われるパリでは、
松井知事らの最後の活動が始まっています。
>>松井知事や吉村市長らは、日
本時間のきのう夜からきょう未明
にかけて、
二手に分かれてフランス・パリにある各国の大使館を回り、
あさっての博覧会国際事務局の総
会で、
大阪へ投票するよう直接呼びかけ
ました。
>>アルゼンチンとパラグアイは
支持すると明確に言ってくれてま
すから。
われわれがやろうとしている万博
の意義は、
すべての各国の未来にもつながるということを伝えるだけです。
>>松井知事は記者団に対し、
新たに南米の一部で、
大阪支持が広がりつつあることを
明らかにし、こうも語りました。
>>今、
われわれが予想しているのは150か国。
いよいよ投票が迫ってきて分担金
をお支払いになったところが、
出てきたというのは事実ですから。
>>それが日本にとって、有利に働く、
不利に働くというのはいかがです
か?
>>これは有利、不利は言えませ
んね。
>>誘致委員会は、ことし6月時
点、
126か国とされていた投票権を
持つ国が150か国になると見て
いて、この新たに増えた国がどこ
に投票するかなど、日本にとって
不確定要素が増えた形です。
知事と市長は、
あさっての投票当日まで、
パリにある各国の大使館を回り、支持を訴える予定です。
>>さて、
目前に迫ったこの万博の決定なんですが、
きょうは大阪の最大のライバルと
いわれている、
アゼルバイジャンのバクーを緊急
ゲキ追です。
どんなライバルの姿がそこにはあ
るのか。では現地から中継です。
森田さん。
>>私は今、
2025年万博誘致を大阪と争う
アゼルバイジャンのバクーにいま
す。ちょうど正午ごろでして、
気温は大阪とそれほど変わらないのですが、
バクーはペルシャ語で、
風の街という意味でして、
カスピ海から強い風が吹くと、か
なり寒く感じます。
そしてここはバクー市内中心部の、
数百年前の古い街並みが残るエリアです。
かつてシルクロードの中継地点と
して栄えた街だということで、
こちらじゅうたんなど、
ペルシャ文化を思わせるようなお土産が並んでいます。
一方でアゼルバイジャンは旧ソ連
の国でもありまして、
こちらですね、
こちら、
マトリョーシカなんですけれども、
このような、旧ソ連時代を思わせ
るようなお土産もあり、
多様な文化が入り混じっている印象を受けます。
そしてこちら、
乙女の塔といわれる12世紀ごろに造られた建物なんですが、こち
らは世界遺産に登録されています。
このような歴史のある街並みが残るバクー市内なんですけれども、
あちら見ていただきますと、
非常に高い、
3つの近代的なビルが見えてきま
す。
これは、
2012年に建てられたフレームタワーというビルでして、
国の象徴でもある火をイメージし
て造られたということなんですね。
このような近代的な開発が急速に
進む一方、
古い街並みも残っていまして、
まるで東京の中に京都があるような、
そのような新しいものと古いもの
が入り混じった、非常に不思議な
街なんです。