すよ。
>>なんなん、
このかわいさ。かわいい。
かわいいね、きみ。
>>そんな中、
街を襲った記録的な大雨。
学校に行けない状態になってしま
って、魚の世話がほとんどできな
くなってしまいました。
>>カクレクマノミ。
これ、
もともとここ10匹ぐらいいたん
ですけど、ほとんど死んでいて。
>>水族館部始まって以来の大ピ
ンチです。
一方、
うれしい出来事もありました。
>>すごいおもしろいことしてる
高校だなというので、
見つけてすぐ、
まず高校のほうに電話して。
>>女子高生たちの研究が企業か
ら注目されたんです。
それはクラゲが関係していました。
密着!
高校生水族館部、
笑顔と涙の奮闘記。さて、
お話の舞台は、
愛媛県大洲市長浜。
伊予灘に面した、愛媛県立長浜高
校です。
ここにはちょっと珍しい活動をす
る部活があるんですよ。
その名も水族館部。
>>うわー、かわいい。
>>ラーメンみたいに食べる。
>>ここは高校の中にある長高水族館。
毎月1回、
無料で一般の人に公開しているんです。
>>いらっしゃいませ。
>>いらっしゃいませ。
>>本日はお越しいただき、誠に
ありがとうございます。
>>本日はお越しいただき、誠に
ありがとうございます。
>>お客さんを迎えるあいさつの
練習は欠かせません。
全校生徒118人のうち、
実に4分の1の30人が部員なんですから。
みんな水族館部に憧れてこの学校
にやって来るそうです。
魚たちの世話をするのは放課後。
もちろん、土日もですよ。生き物ですからね。
>>今、
産んでいる。>>貴重なシーンですね。
>>だいぶ、
まだ産んでる。まだ産みよる。
>>このハリセンボンは、長高水
族館でも、1、
2を争う人気者。
>>何なん、このかわいさ。
かわいい。
かわいいね、
君。
>>ところが。
>>病気になっちゃったみたいで。
>>急に弱ってきて、餌も食べなくなってしまったんです。
なんの病気か自分たちで調べたそ
うですが。
>>きのう、亡くなりました。
やっぱり治らなくて。
>>生き物ですから死んじゃうこ
ともそりゃあります。
小さな命と向き合う毎日。
学校の教室や廊下、
中庭に並ぶ水槽には、自分たちで
釣ってきた魚や、
漁師さんがくれた魚など、海や川
の生物が、
およそ150種類2000匹。
この日も釣り人が来てました。>>すごい。
>>これはどうされたんですか?
>>釣ったんです。
>>釣れるもんなんですね。
>>いや、まぐれです。
値段にしたら1万いくらする。
>>大きなイセエビだ。
長高水族館の仲間に加わりました。
部員は、
それぞれ担当を持っています。
出世魚、
ハマチの担当は3年生の冨永隼人
君、愛称はトミー。
>>ハマちゃーん。
ハマちゃんです。
あの先頭の子が。
マッちゃんですね。フーちゃん。
>>5匹全部に名前を付けちゃう
ほど、そのハマチ愛は強い。
クラゲ担当の重松楽々ちゃんも3