ボイルするのは禁止という。
◆そんなちょっとしたミニ情報ま
で。
トークでつないだりするから。
◆不思議な生き物やな、カニは。
◆サクサクね、
ええ感じで
プロやから切れてますけど、
これ、結構かたいですよね。◆かたいですね。
◆技術が要る。
◆そうですね。
薄く１枚だけいくというのはね。
この包丁もこだわりがあって。
◆実はね、これ、
左きき用の出刃包丁なんです。
◆右利きの池田さんですが、
カニの硬い甲羅に刃が入りやすい
ように
あえて左利き用の包丁を使ってい
ます。
そうすることで、スムーズかつきれいに甲羅に刃が入り、
すぐにお客さんへ
新鮮なカニの身を提供できるんで
す。
これも池田さんのこだわり。
◆左きき用を使うと、
カニにはですね。
逆だと斜めに入っていったりとか
するので、
やりにくいです。
カニをさばくときは
左用の。
◆右ききなんですけれども、
左きき用のやつがカニには適して
いる。
◆カニには適しているという。
見てください。
全く身がついてないです。
◆ついてないなあ。
絶妙に切ってるんですね。
身がもったいないから。
身がつかないように、
皮だけの…。
すごい技術ですね。
◆こちら、
今からおつくりしていきますので。
きれいに、これも。新鮮なので。
これ、周りをたたいて、
甲羅を割ってるんです。これを…。
きれいに身が
するっと…。
◆身が、そうか、つかんように。
うわあ～っ！
刺身史上、
一番でかいんちゃうか。◆この赤いところが
次の甲羅になるところなんです。
赤いところは、
生では、口に残るんで、
ここはきれいにとれると。◆それもやっていただけるんです
か？
ネクスト甲羅は要らない。
◆ここでやることによって、
僕がしゃべって、お客様にもカニ
の知識を、つけていただけるよう
に。
食べるだけではなく、カニの知識
を知ってもらって
帰っていただいて。
◆“いカニ”楽しんでいただけるかという。
◆カニ。
◆正真正銘！
さばきたてのタラバガニのお味は
？
◆こちら、すだちを添えているん
ですが、
身に搾っていただければ、
身が動きますので。◆えっ？
身が動く…？
◆動いてる！
すごい、すごい！
すごい！
これでいただいていいんですか。
◆そちらは、豪快に
手で持って、
そちらポン酢につけていただいて。◆これ、重いんですよ。
◆結構な量やで。
◆繊維の１本１本が太いので。
カニを食べているというより、
エビを食べてるような
プリプリ感が。
◆うま過ぎて
放心状態…。
カニを口に入れたやつじゃないやつや！
俺の知ってるカニじゃない。
甘んま～っ！
◆出てるわ。
橋本、うまいときに、涙目になる。
◆うるうるするんですよ。
◆本当に体質なんですよ。
わかるんですよ。