冷たくするとどういう効果がある
んですか。
◆冷たくすると、お花が休眠状態
になるんですね。
なので長くもつことができます。
◆これは１週間前に届いたやつの
最初に置くところですか。
◆これは、とりあえずキープして
おきたい…。
◆ええ感じやから、このまま行っ
てほしいよというところなんです
ね。
◆そうですね。
逆に早く咲かせたいものというの
は常温であったりとか、暖房のお
部屋とかになってくるんですけれ
ども、バラでも、結構、きれいに
大きく咲いているものと、
まだまだこれからという、大きさというのも
選別して
暖房のところと
キープしたいところとというふう
にして、
当日同じ状態にもっていくように
しています。
◆束ごとじゃなくて、１本１本、
本当に
この状態はもうちょっと、これは
このままでとか。
大変やでえ、これ！
◆そやな。
◆鰻さんはもうちょっとあったか
いところにということですよね。
まだまだキープしてる場合じゃな
い…。
まだまだつぼみですから、まだま
だ
暖かいところに…。
◆枯れてんねん、
俺、もう。
枯れてんねん。イメージを形にするのって、
難しくないですか。
だって、
僕と橋本で違うということでしょ
？新郎新婦のイメージ。
◆そうですね。
あとお衣装によって、変わったり
とか、やっぱりトータルで見ても
らうものだと思っているので。
◆トータルコーディネートが
求められる花の世界。
中でも、常に新婦とともにある
ブーケの制作は重要。
そこで、同じ色の花を使っても、
いかにイメージが変わるか、
そのテクニックを
披露してもらいました！
◆一番初めにする作業というのが、
束ねていけるように
掃除をするというところなんです
けれども。
元気じゃないお花というのも中に
はまざっていて、
こういうのは使わない。
やっぱり、一生の中で
何回もあることではないので。
妥協せず…。
◆きれいなほうを残さんと。
ということは、銀シャリやったら
俺が残るということやな？
◆やかましいな！
どう考えてきれいやねん、おまえ。むちゃくちゃな顔してるで、
ほんま！
膨張率すごいぞ、最近。
◆秋に春のお花を要求しても、
それは無理ですよね。
◆それはそうなんですよ。
◆ですよね。
じゃあ、好きな花に合わせて、
時期を待たれるとかもいらっしゃ
るんですか？
◆でもたまにいらっしゃいます。
◆ほらっ！
すごいいい質問。
こういうの。
こういうの。
すごいいい質問。
◆言うな！自分で。
◆いい質問を。
◆言うな、自分で！
格好悪いから。
◆すごいいい質問やから。
こういうのやでインタビューって。
◆できました！
◆できちゃった。
◆できたんかい。
言わせよ！質問。◆こういう感じで…。
◆大分、立体的というか、
エアリーですよね？
動くからまたいい。