>>楽しみにしていただきたいと
思います。
ご覧いただきましょう。
>>どうぞ。
>>全国514店舗、年間売り上
げ1700億円と、
回転ずし業界でトップを走るスシロー。
80種類を超える豊富なメニュー
。
定番のものから、
エビフライアボカドロールや、炙りサーモンバジルチーズなど、一
風変わった創作ずしも人気です。
日々、商品開発に力を注ぐスシロ
ーですが、新作が店に並ぶまでに
は、
とんでもなく高いハードルが。
>>なんか味にメリハリがないというか、
ちょっとインパクトに欠ける感じ
がするけどな。
>>厳しい社内審査を経て、商品
化されるのは、年間およそ600
品の候補のうち、僅か1割ほど。
今回は、全国展開するメニューを
、初めてAIを使って開発するの
だそう。
担当するのは。
>>最新のAIのデータを使って、今まで回転ずしになかったよう
なおすしを作りたい。
>>スシロー商品企画部の藤田さん。
和食の料理人として10年修業を
積み、おととし、スシローの一員
に。
日々、商品開発に情熱をささげる
若手のホープです。
とはいえ、回転ずしのメニュー開
発に、どうAIが役立つのか。
その秘密兵器が。
こちら、フレーバーネットワーク
。
開発者に仕組みを聞いてみると。
>>どういったAIなのか、ちょ
っと教えていただきたいんですけ
ど。
>>これは、食材の相性のよさを
提案してくれるAIです。
>>こういう食材とこういう食材
が合いますよということを、
AIが教えてくれる?
>>そうです。食材に含まれてい
る香り成分に着目して、
食材どうしの相性のよさを計算して、私たちではなかなか思いつか
ないような、
意外だけどおいしい組み合わせっていうのを、提案してくれるんで
す。
>>このAIには、
1500以上の食材の香りデータ
が蓄積されていて、
200万通り以上の相性を数値化
して判定することができるんです
。
例えば、こんな意外な組み合わせ
も。
>>ビールとコーヒーなんていうのも、相性がいいと出てくるんで
す。
>>へー。
>>実際に計算できるんですけれ
ども、
ビールとコーヒーの相性のよさを
計算すると、101って出てきて
いるんですけど、
相性の意外な組み合わせの例として、生ハムメロンというのがある
と思うんですけれども、
それぞれに含まれている香り成分がどれぐらい合っているのかって
いうのを見てみると、
生ハムメロンに関しては、30、香りの成分が合っていて、ビール
とコーヒーで見てみると、それが
101、香り成分の相性がいいと
いわれていて。
>>単純に言うと、
生ハムとメロンの3倍以上、相性
がいいはずだと。
>>すごくいいんじゃないかとい
うことで、ちょっと2人にも試し
ていただきたいなと。
>>いや、別々でもらいたいんで
すけど。
>>ビール3に対して、コーヒー
1で混ぜるのがお勧めだそう。
ちょっとちゅうちょしている2人ですが。
>>あっ、おいしい。
すごいコクが出る。黒ビールに近いかな。
>>そうですね。
>>おいしいな。
これ、おいしいなあ。
>>ふーん。
>>おいしい、これ。
自分でできるし。
>>簡単なので、
ぜひ。>>さらにこのAIによると。
チョコとブルーチーズ、キャビア