>>日本人唯一の横綱・稀勢の里、
今場所3連敗を喫し、先ほどから
引退会見を行っています。
このあと最新情報を交えお伝えし
ます。
阪神・淡路大震災で工場を失った
企業を支えようと建設された賃貸
工場。
運営開始から20年。
今、ある変化が起きています。
きょうの特集です。
>>こんにちは。
かんさい情報ネットten.です。
阪神・淡路大震災からあす24年
を迎えます。
追悼の集いの準備が進められてい
る神戸市から中継です。
岩原さん。
>>あす、
追悼の集いが行われる東遊園地は、
きょう昼過ぎから、
一時雨が降っていましたが、今は
晴れ間が見えています。
6434人の命を奪った阪神・淡
路大震災から、あすで24年。
こちらでは、
震災で犠牲となった方々を悼み、
およそ5000本の竹灯籠がボラ
ンティアの方々によって並べられ
ています。
竹燈籠には、
絆や結といった文字が刻まれてい
ます。
そして、
この竹燈籠にあす、ろうそくが浮かべられ、
希望の明かりから分けられた火が
ともされます。
では、震災当時、
読売テレビ神戸支局で取材に当たっていた大泉純子デスクに、希望
の灯り前から伝えてもらいます。
>>24年前、ここ、
東遊園地の辺りは昼間はマスコミ
や自衛隊のヘリコプターの音が響
き渡り、夜になるとしんとして、
真っ暗闇の中、
パトカーや緊急車両の赤い光だけ
が浮かんでいた光景を今でもはっ
きりと覚えています。
私は神戸市長田区で取材を始めました。
目の前で次々と広がる火災は、
燃え尽きるまで燃え続けていきました。
24年前のきょう1月16日は、
成人の日の振り替え休日でした。3連休の最終日、またあしたから
仕事やな、学校やなと思って、
眠りについた方もたくさんいらっしゃったと思います。
毎年1月16日になると、
この日までは普通の暮らしが続いていたんだな、
そんな思いが込み上げてきます。
こちらは1・17希望の灯りです。失われた命と残された命をつない
で、
ここでこうして小さなあかりとなって、
あの日の出来事を静かに語りかけ
ています。
これからあしたにかけて、24年
前の神戸で、
そして阪神・淡路地域でどんなこ
とが起きたのか。
震災を経験した人たちがどんな思
いで生きてきたのか。
少しでも知っていただいて、
これからの備えになればと願ってやみません。
>>ことしは竹灯籠によってつな
ぐという文字が描かれます。
このつなぐという文字は、公募に
よって選ばれましたが、
その応募があった150件余りの
うち、震災を直接知らない小学生、
中学生からの応募が100件近く
を占めました。
そして、こうして並べられている
竹灯籠、周りを見てみますと、ペ
ットボトルの灯籠が数多くあるん
ですね。
ことしは3500本ものペットボ
トルの灯籠が集められました。
これにはこの竹を切り出すボラン
ティアの方が不足していることに
加え、より幅広い世代の方に、よ
り多く簡単に参加してもらいたい
という思いも込められています。
震災から24年がたって、
震災を知らない神戸市民が4割近
くを超える中、先週、全国の中学
生、高校生が2泊3日の合宿で、
これまでの災害や防災について学びました。
この合宿には地元の兵庫県と、
東日本大震災や西日本豪雨で被災した地域の生徒ら全国からおよそ
70人が参加し、災害や防災につ
いて学びました。
生徒たちは震災当時の話を聞く中