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2019/01/16(水) 15:50〜17:53 ten.【若一調査隊!京都『二條陣屋』へ】[字]


そのためのスペースということも
やっぱり。
>>そうなんですね。
ではいよいよ屋敷の中へ。
>>こんにちは。
どうも、お世話になります。よろ
しくお願いします。
>>案内してくださるのは、
小川恭弘さん。
二條陣屋を創建した小川家の子孫
で13代目に当たります。
うわー、すごい。
>>なんともまたこれ、独特の世
界ですね、いきなりね。
なんか時代感がありますね。
>>そうですね、なんか一気にタ
イムスリップしたみたい。
300坪の敷地に建てられた2階
建ての屋敷。
中には24もの部屋が広がってい
ます。
今も建物の一部は、
小川家の方々が住居として使用しています。
ではここからは、重要文化財、
二條陣屋の中にちりばめられた公事宿ならではの特徴をご紹介。
まずは、
大名を守るための防衛建築。
小川さんに案内していただいたの
は、
24ある部屋の中で一番広い15


畳の大広間。
宿泊する大名のための部屋で、
ほかの武士や来客の謁見、食事、就寝のすべてを、この部屋で行っ
ていたとされています。
大名どうしの領地争いなどの裁判も多かった江戸時代。
謁見した相手が突然襲ってきたと
きのために、ある仕掛けが。
>>あそこに、
天井に。
>>なんか天窓みたいなのありま
すね。
>>あれ、普通、

ぽっと見てたら光取りのための窓みたいに見えますけど。
小川さん、そうじゃないんですよ
ね。
>>実はこの天井裏に武者隠とい
って、侍が控えている小部屋があ
ります。
>>一見採光用の天窓に見える天井の穴の奥には、奇襲に備えて大
名の警護の者が、身を隠し、
監視する、
武者隠と呼ばれる部屋が作られて
います。
不穏な動きがあると。
>>天井の一角から侍が降りてき
たんです。
>>すごい。
びっくりしますね、それ。
そして大広間につながる廊下は、
壁を挟むように並べるなど、迷路

のような造りになっており、初め
ての来客には分かりにくい構造に
なっています。
さらに廊下の先で見つけたのが。
>>こちらの廊下ですが、黒木さ
ん、
この廊下の上に棚みたいなの。
物置みたいなものが見えますね。
>>そうですね。
>>これ、なんだと思います?
>>本棚ですか?
>>言われなかったら棚かなみた
いな感じで終わりますね。
>>一見、棚に見えますけれども、
これが。
>>あっ、下りた下りた。
>>怪談になってます。>>階段が出てきた。
>>隠し階段になっているんです
よ。
>>訴訟相手による奇襲などに遭
った場合、
棚に見えるこの階段を下ろし、2
階へ大名を逃がしたのです。
大名の身を守るため、二重、
三重の工夫が施されています。
>>これはちょっとびっくりさせ
られますね。
>>びっくりして、ことばが出な
い。
そして13もの部屋がある2階に

も、
防衛のための仕組みが。
部屋にある何気ないふすまを開けると。
>>ふすまを開けますと。
>>おおっ。
>>またしても階段が。
>>階段があるんです。
>>ということは、これはもう、
屋上につながるということですか


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