和歌山県は、
大阪と和歌山にIRができれば、
相乗効果が生まれると強調。
県が誘致先とする和歌山マリーナ
シティと、
大阪のIRとの間を、
観光客が回遊することで、
年間およそ3000億円の経済波
及効果が期待できると試算してい
ます。
さらに、
県の基本構想の中には、関西国際
空港から会場までを、
ヘリでつなぐというアクセスプラ
ンも。
この和歌山県の動きに対し、
大阪府の松井知事は。
>>和歌山は和歌山で頑張ってい
ただきたいと。
切さたく磨して、頑張っていきま
しょうということです。
>>果たして関西に、
2か所ものIR誘致は可能なのでしょうか。
そして、
本格始動となった大阪・関西万博。
その成功の鍵をコジマ目線で解説
します。
>>さあ、
和歌山も2024年度にIR開業を目指すと。
>>万博が決まってから、
やっぱりみんなそれを意識して、
どんどんどんどん進みだしている
なという印象ですよね。
万博の名前も決まりました。
大阪・関西万博というようです。
大阪万博の誘致に汗を流したのは、
大阪だけじゃないということで、そんたくをして、
関西と入れたという話を私、聞き
ましたけれども、
これが順調に今、進んでいるのか、
そしてIR、今どうなっているの
か、
ちょっときょうは一回、まとめてみたいと思います。
まず明らかになった、
和歌山の構想を見てみたいと思います。
和歌山県のマリーナシティという
所に今、計画が明らかになりまし
た。
この下の埋め立ての部分は、すで
に出来ていますので、認められれ
ば、この上の工事はすぐに始めら
れる状況ということです。
ここにIRが出来れば、
年間400万人の人が来て、
3000億円の経済効果が見込めるというのが、
和歌山県のきょうの発表です。
明らかにしたところです。
和歌山県さんが言っているのは、
うちだけにIRを作ってくれって言ってるのではなくて、
大阪にも作ってくれれば、大阪と
和歌山で、
お互い、いい効果があるんじゃな
いかという構想でして、
大阪のプランというのは、ご存じ、
夢洲にIRを作りたいということで、
ここには1500万人が来て、
6900億円の経済効果が見込めるということなんですが、
全国で作られるのは3か所だけで
すから、
この3か所を巡って、和歌山、大
阪、長崎、北海道、
東京などが今、手を挙げようとし
ているという状況なんですね。
本当にこの和歌山と大阪、
この近距離で2つ、
共存できるのかというところが、
ちょっと第一印象で疑問に思うところです。
というような疑問を感じてました
ら、
和歌山県さんには、ちゃんと成功
のイメージがありまして、
いいサンプルとなっているのがシ
ンガポールだそうなんですね。
シンガポールには、
すごく近い距離に2つの大きなIRがあります。
1つはマリーナ・ベイ・サンズ、
これは上にプールが載ってることで有名な、
マリーナ・ベイ・サンズという、
都市型のIR。
もう一つ、
島にリゾート・ワールド・セントーサというIRがありまして、
ここは去年の6月にキム・ジョン
ウン委員長とトランプ大統領が会
った場所ですけれども。
>>注目されましたね。
>>注目されたセントーサ島です
ね。
この大変近い距離に2か所IRが
あって、どちらも3000億円、
2000億円と、大変大きな売り