>>そう、
ビルさんといえば、例えばこの2
人。
>>ビルディングの略でしょうけ
どもね。
>>そうです。ビルディング。
>>ビルは、
英語のビルディングを短く縮めた
もの。
しかし、もともとのことばは、
英語でも略してしまうと、意味が通じなくなるんです。
ほかにもエアコンディショナーの
略、
エアコン、
リモートコントロールの略、リモコンも和製英語。
外国人には通じないのでご注意を。
ちなみに建物といえば、
大田君はどんな家に住んでいるの
かな?
>>僕は今、マンションですね。
>>マンション?
とんでもない、いい豪邸ですね、
じゃあ。>>いや、ワンルームですよ。
>>実は、英語でマンションとは、
大豪邸の意味。
ワンルームマンションは、和製英
語で、
英語では矛盾したことばなんです。
>>1つの部屋しかない豪邸は、
たぶん体育館ですよびっ!
>>なるほど。
>>日本で言うマンションは、
アパートメントというそうですぞ。和製英語の中には、
英語と同じ単語で、
意味が全く違うものも。
外国人は混乱しますなー。
実際、
どんな和製英語に戸惑ったのか、
英会話スクールの外国人の先生たちに聞いてみました。
>>ペンションは行ったことあり
ますか?
>>あります。
>>どこで?
>>ペンション、
長野とか。>>長野とか。
>>ペンションは英語で、年金で
す。
日本人の意味では、
ペンションは別荘ね。別荘、コテージみたいな。
ペンションはおばあちゃん、
おじいさんのお金です。
>>僕はフリードリンクで混乱し
たね。
お金は払わないといけないでしょ
?
>>居酒屋などで飲み放題を意味
するフリードリンク。
しかし、英語では。
>>フリードリンクといえば、
ただだと思ってしまうんだよね。
レシートを見て焦ったよ。
トリックだよね。
>>英語で飲み放題はなんて言うんですか?
>>オール・ユー・キャン・ドリ
ンク。
オア、オープン・バー。
>>日本人がハイテンションって言っているのを聞くと、混乱する
わ。
>>ホワイ・ジャパニーズ・ピーポー!
>>ハイテンションとは、こんな
人のこと。
私たちは普通に使っていますが。
>>英語でハイテンションといえば、
精神的に張り詰めている状態。
悪い意味で受け取ってしまうの。日本人の友達と話をしていて、
彼らはテンションが上がるって楽
しんでたけど、
私は友達を不快にさせたと思って
落ち込んでたわ。
>>その和製英語に要注意!
外国人は誤解しているかも?
では、
和製英語はどうやって生まれてきたのでございましょう。
そのカラクリを調査いたします。
まずはこちら、バイキング。
食べ放題のことですな。
実はこのバイキングということばを生み出したのは、
帝国ホテルなんです。
その由来とは?
>>ホテルとかの食べ放題は、
バイキングというじゃないですか。>>そうですね。
>>ホワイ?
なんでそれをバイキングというんですか?
>>1957年に、当時の帝国ホ
テルの社長がですね、旅先で、
好きなものを好きなだけ取って味
わうという、
北欧の伝統料理の、
スモーガスボードという料理に出会いまして、
持ち帰ったというのが、