そういうのは。
◆ここの右の「はらい」を見たと
きにね、
ここら辺は割ととめてあるんです
けど、ここになったら
結構右のはらいが長いでしょう。
わかりますか。
右のはらいというのは
大概が最終かくなんです。
だから、自分の気持ちがぐっと入
ってるときには、
ここら辺で左右で合わせるんだっ
たら、
とめたらいいというのはわかって
いるんやけど、気持ちが入ってる
分、今のこの気持ちをもうちょっ
と続けておきたいという、この気
持ちがぐぐっと行くわけです。
◆ほんまや、
全部こうなってるわ。
◆ただ、一番最後が
ぴたっととまってるでしょう。
長いんだけれども、ずるずるとは
行かれないという、ぴたっととめ
るというのは、
感情コントロールをきちっとされ
るということです。
◆自分で？
これだけ心を読まれてるということは、
僕が今寒いから上へ上がりたいと
いうのはばれてますか。
◆上へ？
◆あまりに寒いので教室へおじゃますることにしまし
た。
◆安倍晋三さんです。
みんな、日本酒を世界に売り込む
ということで、国主、
国の酒と書いて、
内閣総理大臣、誰々というのを書くことになってるらしいんですよ。
これ、２００６年の９月ぐらいに
書かれたものなんです。その時には、
きちっと書いてる、どこから見て
も、エリート。
これ、
きちっとくっついてるのは生真面目ということです。
小学校１年生のときに教わった書
き方が、そのままでずっと。
◆２０１６年は…。
◆１６年、
ここの内閣、
◆全然、ちゃうやん！
◆めちゃくちゃ離れてるでしょ？
◆別人が書いてるんちゃいます？
◆しかも、
左のはらいは、ここなんか、
門構えの中にちゃんとおさまって
るのに、
右のほうはここを
突っ切ってる。普通はこういうふうに
線を１回書いてるところを突っ切
ったりはしないんです。
これをするということは、あえて、トラブルが起こっても
構わないというぐらい、
トラブルも想定内ぐらいの形で
すぱっと切ってるわけです。◆全然ちゃうもんな。
◆全然違って、この人、この１０
年間にほんまに
筆跡心理学、学んでたんちゃうか
というぐらいな。
僕はもう…。
◆先生ね、例えば
自分も、書き方を変えて
やったら、性格も変わっていくということですか。
◆そのとおり！
そのとおりです。
◆人生の方向性を決めたり、
理想像に近づけたりする
これが筆跡心理学の活用方法。
実際に前原さんも
この活動を始めたことによって
学生時代からの夢を叶えたそうです。
◆バイクで
大陸を１つずつ
一人旅をして、
その旅日記をもとにして、
本を出して、その本を売って、
次の旅をするというようなことを
ずっと続けて、今も途中で
７５までには
最後のアジア大陸の
シベリアを走りたいなと思ってます。
◆すごい。
◆自分の夢が実現できないのにね、
何でそれを仕事にしてから、
夢が実現できるというような
心理学をやれるんやということで、
自分で試してみようと。
紀伊国屋へ行ってから、高い金、
３０００円です。オーストラリアの地図。
自分の中にイメージを入れて、