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2019/03/13(水) 15:50〜17:53 ten.【若一調査隊!大阪・堺に日本のピラミッド!?「土塔」の謎に迫る】[字]


発症の仕組みなどはよく分かっておらず、
明確な治療法はありません。
その症状は人によってさまざま。
例えば、

この化学物質1をAさんが吸うと頭痛と吐き気。
Cさんだと倦怠感、Dさんでは呼
吸困難、
同じ化学物質でも、
人によって症状が違って現れるといいます。
精神的なものと片づけられるケー


スも多いとか。
専門医は全国に数えるほどしかい
ません。
その中の一人、宮田医師に話を聞
きました。
>>治療法は、
今のところ養生ですね。
特効薬ないです。
養生の中には、
栄養の養生と、それから生活の養
生と、
その2つになってきます。
>>誰でもなる可能性っていうのは?
>>あります。あります。
もちろん体質もありますけども、
誰でも環境が悪くなれば、なる可
能性があります。
>>倉さん家族の食事は、近くに
住んでいる母親の明子さんが、
娘の負担をやわらげたいと作って
います。
水は浄水器を通し、
添加物の入っていない食品や調味料を選んでいます。
父親は娘の居場所作り。
すべての壁をにおいを吸着するしっくいと竹炭を原料にした塗料材
で塗り替えました。
発症からおよそ8年。
環境や食べ物を変えたことで、症
状はかなり改善してきたといいま
す。

そんな過敏症に苦しむ人たちのための、
駆け込み寺のような場所がありま
す。
全国で唯一の電話相談室です。
>>頭痛はいつから?
なるべく農薬と添加物を避けてく
ださい。
>>相談は年間およそ2000件。
ここでは食品や生活用品の情報提供や、
一時避難施設の運営などもしてい
ます。
では、
化学物質に苦しむ人たちは、
全国にどのくらいいるのでしょう
か。
これは環境省から依頼を受け、
大規模な疫学調査を行った研究班の報告資料です。
それによると、
においで気分がちょっと悪くなるなど、
いわゆる予備軍のような人も含め
ると、
およそ13人に1人が化学物質過
敏症の対象者だというのです。
調査を依頼した環境省では、
この数字をどう受け止めているのでしょうか。
>>この化学物質過敏症について
は、
まだいまだ未解明な部分が多い問
題で、
簡単に評価することは難しいんじ

ゃないかなというふうに考えてお
ります。
それは環境省でどうこうできるも
のではない。
要するにそれは、病気という意味
であれば、厚労省が担当すべきだ
というふうに、
縦割りと言われてしまいますけれ
ども。
>>厚生労働省からは、文書によ
る回答が送られてきました。
国は病気の原因が未解明で、
確立された治療法がないことを理由に、
具体的な対策は取れていないのが
現状とのことでした。
こうした中、
倉さんは、
化学物質に悩む人たちの役に立ち
たいと、動き始めました。
この日、
訪ねたのは、あるお宅。
奥さんが自分と同じ化学物質のに
おいに苦しんでいるといいます。
>>大変な思いをされておること
やろうと思って。
>>妻の秀子さんが体調を悪くし
たのは、おととしの3月。
においに過敏に反応し、
呼吸困難になってしまったというのです。
友禅の染め師だった夫のそばで、


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