2019/04/23(火) 16:50〜18:15 スーパーJチャンネル[字]


木の窓枠など
建物は古いが
店内はどこもピカピカ。
すると…。
午前6時の開店を待てないお客さんが…。
≫早朝客の多くは
夜も働く長距離トラックのドライバー。
事情を知る女将は
開店前でも笑顔でおもてなし。
≫この日の一番客は
ドライバー歴22年の沖津さん。
≫5年以上
毎月欠かさず食べに来ているという。
煮魚をご飯にのせ、ひと口。

≫最高の朝ごはんだ。
目的地の岐阜県までは
およそ2時間。
おいしいごはんを食べて
もうひと踏ん張り。
いってらっしゃい。


食事のデパート食堂SSがあるのは
長野と名古屋を結ぶ
国道19号沿い。
午前6時。
改めてドライブインがオープン。
厨房では
あったかご飯が炊き上がった。
長野県産のコシヒカリを
1日に10升炊く。
名物は、1日に70食も出る
さば煮。
秘伝の煮汁が味の決め手。
≫長年、継ぎ足してきた甘辛い秘伝の煮汁で
1時間煮込めば
味の染み込んだ名物のさば煮が完成。
このさば煮に
具だくさんのとん汁を合わせた
とん汁定食が
一番人気のメニュー。
お値段は、なんと640円と
かなりお得。
神奈川から来た
こちらのトラックドライバーも
とん汁定食がお気に入り。
≫とん汁には
たっぷりの七味を入れるのが
こだわり。
そして、さば煮をおかずに
ご飯を口に…。
≫季節外れの

春の雪が降ったこの日。
遠く広島から
噂を聞きつけてやってきた
トラックドライバーが
注文したのは…。
≫あっつあつの鍋焼きうどん。
この味が絶品だと遠く広島でも評判だという。
≫レトロな店内に
たくさんのメニューが貼られている、こちらの店。
その数、なんと100種類以上。
なぜ、こんなに増えたのか。
そこにはある事情が。
≫ドライブイン食堂SSがオープンしたのは
東京オリンピックが開催された
1964年。
当時、電気店の社長だった
佐藤進さんが
これからは車の時代だと
始めたという。
≫ちなみに店名のSSは
初代社長のイニシャル。
そして、このとき打ち出したのが
安くてうまい食事のデパートだった。
1人でも多くのお客さんを
獲得しようと
リクエストに応え
メニューをどんどん増やしていったのだ。
こちら、ちょっと変わった
盛り付けの天ぷらも
知る人ぞ知る人気メニュー。

≫ソースで味わう天ぷらがたまらなくうまいという。
そして、気づけば
メニューは100種類を超えてしまったのだ。
お昼時。
ドライブインの昭和グルメに見せられた夫婦が。
≫中でも、お気に入りは
和風だしのしょうゆスープに野菜と肉がたっぷりと入った
昔懐かしい味付けの
五目ラーメン。
≫ドライブインの
ラーメンを食べるために
長年通っているという。
うれしい言葉を聞いて笑顔の女将さん。
≫一方、座敷席には
小さな子どもを連れた若いファミリーが…。
≫岐阜県からドライブで来た
三沢さん一家。
子どもは2歳と1歳の男の子。
≫うん?4か月ということはお子さんは…。
≫シングルマザーだった妻との