2019/05/30(木) 16:50〜18:15 スーパーJチャンネル[字]


ある騒動を起こしたという。
≫昨日およそ7時間にもわたって

行われた
家宅捜索では、押し入れから
包丁の空き箱4個が
見つかったという。
凶器の包丁のものである可能性がある。
一方で、パソコンや
スマートフォンが
見つかっていないというのだ。
持っていなかったのかそれとも事件前に
処分したのだろうか。
遺書や明確に動機につながるものは
今のところ見つかっておらず
警察は、殺人事件として容疑者死亡のまま捜査している。
≫今日も金井記者に聞きます。
金井さん、容疑者が自殺しているということで
動機の解明というのは
大変難しいと思うんですが
捜査はその点に関しては


どう進んでいるんでしょうか。
≫警察による動機の解明は
非常に難航しています。
というのも
まず第一に岩崎容疑者自身が
死亡していること、そのため
取り調べができないことが
大きな影響を出しています。
そして、その次に昨日行われた
家宅捜索で
スマートフォンやパソコンが
見つからなかったこと。
このことも
大きく動機の解明が
難しくなっていることに
影響を出しています。
岩崎容疑者は
長期間、自宅に
引きこもるなどしていて
家族ともあまり会話がなかったと
みられています。
そのため、スマートフォンなどが
交友関係や
動機につながる情報につながる
重要なものとみられていたんですが
それらスマートフォンを
岩崎容疑者が持っている可能性が
低いということで
今回、動機の解明は
進んでいません。

一方で警察は、凶器を
いつ入手したのかなど
販売店をあたるなどして
調べていて
そうした残された証拠から
犯行を決意したタイミングなど
少しずつ調べを進めることとしています。
≫神奈川県警本部前から
お伝えしました。
≫今回の事件は
安全だとされていた
スクールバスに乗る
直前の凶行だったため教育現場に
衝撃が広がっています。
今日はスクールバスでの登校を
取材させていただき、事件後
どのような対策をとっているのか
お話を伺いました。
≫子どもたちが次々と乗り込んでいきます。
そして、それを今
先生が見守っています。
先生が付き添って子どもたちを
順番にバスへと乗せていきます。
≫10年以上前から
スクールバスで生徒を送迎する
都内の小学校。
こちらでは、川崎の事件を受けて翌日からバスの集合場所などに
配置する教員を増やしている。
≫先生たちが行うバスの発着場所での警戒のほか
運転手たちも

更なる注意を払っているという。
≫更に意識の変化は
保護者にも見られたという。
≫事件後、バスが出発するまで
見届ける保護者が増えたという。
≫こうした状況を受けて
学校は当面の間
見守りの先生を増やす対応を
続ける方針だ。
子どもの安全に関して
日本と同様に
スクールバスを使うアメリカでは
また違った方法で
対策がとられていた。
≫マンハッタンの小学校。下校の時間になりました。
学校前の通りなんですが
このように鉄製の柵が
設けられ
スクールバス以外の車が
入ってこられないように