私　全部じっくり読ませて頂きましたね。
そう。
でかでかと。
＜中学生からは→
いくつかの資料館で読んでもらえるようになり→
いつしか　ノートは　さまざまな分野で

活躍している人たちに会える→
切符となっていった＞
普通に会えない人と会って　しゃべるだけでも　すごいのに→
その人に感想を書いてもらえたり
することが　もう楽しかったんです。
表彰式で　また　いろんなものを書いて
渡してくれるんですよ。　全ての審査員に。
帰りがけに　こういう　茶封筒に→
梅田くんが　何か　いろんな物を入れてくれるんですけど。
こいつには話が通じるぞと思った時には
ぐいぐい来ますからね。
押しが強いんですよ　もう。
押しが強いんですよ　もう。
多分　押しが強いと思いますよ。
うん　アピール力すごくあると思いますね。
むちゃくちゃ積極的ですね。
文化施設では有名じゃないんでしょうかね。
明日佳くんと挨拶を交わしたのは→
漫画ミュージアムのメーテルの姿で。
＜漫画ミュージアム５周年記念の
トークショーへ行くと→
会場の受付に→
「銀河鉄道９９９」の謎の美女メーテルがいた＞
＜「うわ～　メーテルや」


と思いながら近づくと→
なんと初対面のメーテルが…＞
梅田くん！
＜…と話しかけてきた＞
僕が知らない人ですよ。さすがにびっくりしました。
こちらに…。
何て書いてあります？
「梅田くん！」って。
「ま　まずい！　ネジにされる…」って。ふふふっ。
自学ノートで書いていること
というのが→
探求者の目線で
本当に書いているなっていうところに→
私の感動があって。
やっぱり探求している子なんだって。
こんな…　足で　いろんな所に行って→
見ている子なんだっていうところに感動があったので。
＜僕は　自分で書いたノートに
後押しされながら→
少しずつ行動範囲を広げていった＞
僕は話すことが非常に下手なので→
ノートと手紙っていうものを使って→
コミュニケーションを取ろうとしています。
直接　話すのは難しいから。
家では　ペラペラしゃべっています。
母が「これを　外で　できたらいいのにね」
って言うくらいです。
あります。
もう　そういう…あるから　ノート書いているんです。
＜小３から中１まで

５年間　書きためた　自学ノートは→
１３冊になっていた＞
我が子が　ここまで何かに打ち込んでくれるんだったら　もう→
どんなにいいかって
私は思いますね。
思いません？
う～ん…どうですかね。
私　でも　自分の子だったら
ちょっと心配なとこもあるかな？
そうなんだ。　何で？
う～ん　何か　やっぱり　多分→
他の子と…　何て言うか
ちょっと違うっていうことに対する→
やっぱ心配があるかもしれない。
＜放課後　学校中の生徒がワイワイガヤガヤ大移動を始め→
校舎全体が
これまでとは違う空気に包まれる中→
僕はダッシュで学校をとび出す＞
もう　鎖国ですね　はい。
はい　鎖国みたいな
感じだったんじゃないでしょうか。
「明日佳くんって　どんな人？」って
聞いて→
多分　「こういう人だよ」って
言える人は→
多分　いなかったと思いますね。
好きな部活がなかったっていうのもあるけど→
友達と何かをやりたいと
思えなかったんです。
僕はスポーツができなかったんです。

ああ　スポーツができないと　もう→
一緒に何か楽しむことが
できないんだなって思いました。
もう　とっとと帰って→
とっとと自分のやりたいことをやった方がいいなって。
＜僕が　家で新聞を切り抜いたり
何か調べたり書いたりしている間に→
学校では
チームワークや友情が深まったり→
カップルが誕生したり