それぞれの「好き」がたっぷり詰まった同人誌ですが→
コミケでは 同人誌などを販売する人の
およそ６割は→
赤字だといいます。
その心は…？
商売しに来てるわけではないので。
その自分の性癖ブックを渡しに来てるだけなので→
あんまり気にしてなかったですね。
趣味で お金使ってるって感覚。そうですね。
ケントさん どうですか？
例えば その～ 今ですと→
「鬼滅の刃」とか
やっぱ 人気の作品とかが→
自分の そのやりたい創作と
うまく はまっていれば→
やっぱ それなりに
数は出るのかなぁと思っていて。
私の場合だと 多分一番売れたときだと
５，０００部くらい売れましたね。
その時は 「壁サークル」っていう形の
配置になって…。
コミケなどでは 同人誌を販売する
個人や団体のことを→
「サークル」といいます。
人気のサークルは→
人がたくさん並ぶスペースのある
壁側に配置されます。
これを「壁サークル」と呼びます。
ほんとに見渡すかぎり 全部 自分の本を買いに来る人が うわ～っと こう…。
うわぁ～。
（ケント）何百人と並んでる状態なので→
自分の全存在が
全肯定されてるかのような→
それが やっぱ 非常にうれしい。
まあ なんですけど それはやっぱり→
原作には ちゃんと
返さないとなっていうのは ありまして。
いわゆる課金できるタイプの
ゲームなんで→
もう多分 ３桁万円は突っ込んでます。
それで更に原作が続いてくれるなら。
なるほどな～。 それでね この質問。
これ ちょっとね… 原作者の方に→
怒られたりする みたいなこと
ないんですか？ ケントさん どうです？
私は 今のところないですね。
あ 大丈夫ですか。
基本的には やっぱ原作ありき
そこの意向っていうのは やっぱ→
まず気にしなきゃなっていうのは
思いますし。
最近ですと 二次創作を
もし描くんだったら→
ここまではいいですよ みたいな→
ガイドラインを出してくれてるとこもあるんですよ。
それに沿う形で やろうかなっていうのは
心がけてますね。
原作者は
もうほんとに神様… なわけですよ。
もう創造神で その人がいないと
生まれなかったっていうものだし→
その神様に お目こぼしを
いただいてるから→
ずっと こうやって楽しく
活動ができてるっていう。
だから神様が なんか
これは嫌だよって言ったら→
その瞬間にやめる
っていう準備は できてるっていう。
しかし 今や 同人からプロになる人や→
逆に有名な漫画家が同人誌を描き始めるケースも増えています。
漫画家さんも やってらっしゃるんだ。
そこで今回同人経験のある漫画家に→
その魅力を聞いてみました。
まずは…
そうですね。
もしね コミケがなくなったら…
…っていうじゃないですか。
日本の漫画界の頂点が低くなる。
勢い落ちる 実力も落ちると
思いますよ やっぱり。
続いては 商業漫画での活動を経たあと
同人誌も描き始めた漫画家…
はぁ～…。
はぁ～…！
それだけ やっぱりこう…
そんな田中さんに 今回…
描いていただきました。
…と言ったところ…
（笑い声）
表紙を見た時から→
あ やっぱり このウシ澤さんが
受けなんだなっていうのは→
何となく思ってたんですけど。
（笑い声）
あ さ… さて ここからは
３人の私生活を掘っていきます。
ケントさん はるみさんは 独身の会社員→
やよいさんは ２児の母です。
え じゃあ いつ