漫画 描いてるんです?
平日の会社が終わってから夜と
あと 休日を使って描いてますね。
え それ支障来さないですか 会社。
同人活動が しやすいように→
転職とか引っ越しもしまして。
地方に住んでた時は 東京ビッグサイトでよくイベントがあるんですけど→
そうすると 5時半とかには
電車に乗らなきゃいけなかったり。
なので 家が ビッグサイトに
行きやすいかどうか 決めてから→
逆に そこに通いやすい線路の
沿線の会社みたいなのを探しました。
そうです。
自分の人生を決めれる基準があるって幸せですよね。
そうですね。
悩まなくていいですもんね。
うんうんうん。
同人活動で犠牲にしたこと みたいなのあります?
すいません ネガティブな話。
あの~ 私の場合は同人が ちょっと やっぱ大事すぎて→
結婚ができてないっていう…。
ただ やっぱり 私一人っ子なんで親は…
(ケント)…とか言ってくるんですけど
もう ずっと無視してたんですね。→
ただ 30過ぎたくらいの時に 父親が急に…
(ケント)勝手に。ああ~。
それから
何人か お見合いをして。
1人 一応 結婚を前提に お付き合い
することには なったんですよね。
で 1年くらい
お付き合いさせてもらって→
普通に デートして飲んでた時に 彼女が…
(ケント)ちょっと詰まったんですけど…
…って言って
別れてしまったんですね。
やっぱ 1年
付き合ってる中で→
デートするだけで
かなり時間を捻出していて。
これで 今この状態なのに
じゃあ 結婚して 仕事やって→
子供もできたら子育て? って。
無理かな。
はるみさんも横で ずっと うんうん
うなずくことも多かったですけど 今。
私も 実家が すごいうるさいので…。
時間を すごい取られるのはもう めちゃくちゃ分かるので。
はい…。
やよいさんは ご結婚されててご家族には言ってるんですか?
主人には もう 結婚する前から
隠してないですね。
でも やっぱり さすがに
その~ R指定のところは→
やっぱり子供がいると描けないので→
子供が来ちゃったらなんかこう こういう感じで→
これぐらい バーッと
アップにするんです。
なるほど。
そうです そうです。
(笑い声)
BLっていうのはさあ。はい。
うちらの大好物なんだけど→
子供さんにさぁ… どうしていく?
それは すごく最近思うことがあって。
ああ~。
それこそ さっきの
多様性じゃないですけど→
描く内容に気づいたら→
お母さんは こういうのが好きなんだよっていう話は→
ちゃんとしたいなとは思ってますね。
確かに。 別に…
そうですね。
♪♪~
ここからは 自分の時間の全てを→
同人活動にささげてきたケントさんの→
驚きの半生を掘り下げていきます。
私は あの~ やっぱ もともとほんとに 漫画家 なりたかったです。
小学校の時からの夢で。→
私 小学校の頃とか結構その 浮いてる子だったんですよね。→
でも やっぱ 漫画描くと 男子とかは
やっぱ喜ぶんですよね。
ねっ! すげえなぁって。
(ケント)「これ かいて」とか。
ただ やっぱ 親は あんまり そういう漫画
描くことは よく思ってなかったんですね。
え 何でなんですかね?
親自身も→
結構 苦労したというか 会社
やってたんですけど 倒産したりとか→
職を転々としたりとかしてた親だったんで
一人息子ですから→
自分の息子は ちゃんとした仕事に
ついてもらいたいっていうのが→
強かったみたいで。 そういう意味で→
親を納得させるためには→
親の望む形で ちゃんと成果を出さないと
描ける環境を確保できなかったんで→
中高は一応 進学校ですし