え? 大丈夫だった?なんか こうねえ。
(ハナ)意外と なんか 「あっ そう。
わかった。 じゃあ」みたいな。→
もうその後は お会いしなかったです。
あっ そう。
じゃ やっぱ失恋はしたんだな。
したんですね。
え ユリカさんは?
困ったお客さんとか いないですか?
別れた彼女になって
両親に会ってほしいっていうふうな。
どういうこと?
(ユリカ)これは ちょっと大変でしたね。
結婚を見据えた彼女さんが
いらっしゃって→
で 両親に紹介するよっていうふうな約束
セッティングまでできた段階で→
彼女さんが一方的にお断りみたいな感じで
別れてしまったんですけど→
両親を悲しませたくないから
当日だけでいいから→
彼女のフリをしてほしいっていうふうな。
大変だったでしょ それ。はい。話が だって…。
なので ご両親と会う前に
3回くらいの打ち合わせデートをして…。
えっ!?
(ユリカ)彼が両親に話した→
彼女の情報とか 彼女の出身地とか→
家族構成とかを伺って→
で 彼女が …のお仕事を
されていたので→
それ関係の本も事前に読んで→
質問されたら答えられるようにしておきました。
はあ~! だって 勉強する時間は
営業時間外でしょ?
そうです。
自分の時間で。はい。
すご~い大変。
(笑い声)
どうしたんですか その日は。
(ユリカ)普通に レストランでお食事をしたんですけど→
特に大きなトラブルもなく
むしろ気に入ってくださって 円満に。
あ じゃあ よかったね。
でも 本来なら→
ご両親と会った時点で
任務完了のはずだったんですけど→
実際お客様は 私を
気に入ってくださったので→
その後も
レンタルとしてデートを続けて→
両親とも3回くらい
そのまま お会いしました。えっ!?
ちょっと なんか その→
ご両親とか見るとだましてんじゃないかな~みたいな。
自分の価値観とか常識を 彼に言っても
結局レンタルなので 責任がとれないので→
彼の要望に
応え続けるしかなかったですね。
仕事だもんな~。
どうなったんすか その後は結局。
お客様には言ってないんですけど→
妊娠して お仕事辞めちゃったんですね。そうだったんだね。
なので その後の
行く末は見届けられてないですね。
何だったらもう ユリカさんと別れたって
思ってるわけでしょ ご両親は。
そうなりますね。
街で会ったら もう大変なことになる。
ややこしい。
その他にも レンタルの彼女にはこんな苦労や悩みが。
(カエルD)吐いた?
あの そもそもどうして レンタルの彼女に?
はい。 私は もともと 学生時代 地味な
キャラだったので 地味グループにいて→
その憧れとして
キラキラ輝いている世界に→
すごい ああ すてきだなって思ってて。
で ある日 ふと レンタル彼女を見つけて→
女の子が輝ける仕事だから→
自分も輝けるんじゃないかっていうふうに考えて。
じゃあ もうどっちか言ったら
その 中学生とかの時に→
デートみたいなことが
そんなにやったこともなくて。
全然なかったです。
このお仕事を始めてから いろいろ知ったっていうところが多いので。
あと お客様に求められてる
っていうことも→
すごい 特別な存在になれてるんじゃ
ないかっていうふうに思って。
自分の存在意義を見つけた みたいな。
そうですね。それ すごいあります。
ユリカさんは? どうして
このレンタルの彼女を。
私 看護師の仕事を
してたんですね。
で まあ ちょっと結婚を考えていた
彼氏に フラれてしまって→
大失恋のどん底にいたので