はい。すごいなぁ。
昼の表情も夜の表情も違うので→
昼も夜も歩きます。へぇ~!
1日に 20kmぐらい
歩いたときもありました。
結局 やっぱ ネットがあるって言っても
足なんですね。
足 使って。
はい。
印象に残ってるお店とかってあります?
あります はい。
それって聞いてもいいんですか?
ダメでしょ。
まぁ 例えば…。
(小声で)ほら 言ってくれる。
とある日本料理の店なんですが→
あのときは もう足が棒のようだったんですけど→
もう帰ろうかなと思ったんですけど
まぁ ちょっと行こうと。
その日は 最後の調査を
終えたのが 夜10時。
まだ歩いていない道があるのが気になり
力を振り絞って行ってみると→
そこに小さな灯籠看板が一つ…。
その場で検索したわけです。
そしたら ヒットしないと。
これは おかしいぞと。
もう ドアノックですね。
恐る恐る引き戸を開けて→
そしたら りんとした空間の
白木一本の店だったんです。
そしたら 主人が奥から→
まぁ ただ者じゃないオーラがありましたですね。
そしたら 5つの評価基準を満たす
お店だったわけです。
はぁ~! すごい。 え そのお店
どうなったんですか?
他の調査員にも
行ってもらったんですが→
星がつくことになりました。
たまたま入ったからですもんねシロウさんが。
今はもう知られちゃいましたが まぁ
よく あのとき見つけたよね シロウと→
まぁ言われたときは うれしかったですね。
そっか。
一方 お店側は
調査について どう思っているのか。
二つ星獲得店の店主に
話を聞くことができた。
そういう紹介され方
しますもんね。
熱い語らいで…
(2人)へぇ~!
へぇ~!
なるほど。
星を取った…
(笑い声)分かりやす!
そうよね~。
しかし その後 この店は 星を落とされてしまった。
あ~ 落ちることもあるのか。
そっか ショックだなそれは。
え~…。
つらいなぁ!
確かにな~。
え 何でだろう?
星を落として数年。
テツさんは 再び星を取りたいと 今も自分の料理を追求し続けているという。
そうだよ 取ったとき
イェイ! ってなるけど→
あっ また これを維持
もしくは増やす?
それしかなくなってくって
大変なことだ。
星をつける ということも
とても重要なことなんですが→
それ以上に
星の評価を下げるということは→
慎重にならなければなりません。
そうか。 そうだよな~。
シロウさんも その星を減らす決断って
したことは あるんですか?
あります。
へぇ~。
まぁ ある星付きの店だったんですが→
そのお店が 基準を満たしてなかったんです。
その店 どうなったんですか?
他の調査員にも1年を通して何度も行ってもらったんですが→
最終的には→
まぁ スターミーティングで そのお店は星が つかなくなってしまったんですが→
これでもか というぐらい 議論しました。
素人側からすると 星がなくなるほど→
何かが変わるってことが
あるんですかね?
先輩調査員と話
したことあるんです。
同じ人が作ってるんだから
そんな変わらないんじゃないかと。
そしたら まぁ 先輩調査員が→
いや 見えないところで必ず変わってると。(2人)へぇ~!
我々の人生みたいなもんだと。