◆自分でもちょっと言い過ぎたなという気持ちはあるんでしょう。
◆それはありますよ。
◆でもこうやって彼女がこうやっ
てお店を出すことになって、
１人の女性として
立派に頑張ってるなという気持ち
はありますよね。
◆あります。
◆へえ～。
そうやったんや。
◆娘は娘で、
本当はお父さんのこと、
感謝しているという気持ちはあるみたいですよ。
ちょっと言うてみ？
◆いつも感情的になって、
お店持てたのもこうやっていろん
な人と出会えたのも
お父さんおかげやし、
感謝してます。
◆でもまあね、
ええ年やからね、今まで経験してきたこと、
自分でいろいろとやってるみたい
やから、
まあちょっと安心やね。
◆お父さんのありがたみみたいなことが
年をとってきて、
年齢を重ねてくるごとに…。
◆親やったら、当然ですわ、
当たり前ですわ。
◆ここで問題。
◆ということで、
お父さんはお若いころに奥さんを
亡くしてはるので、
男手一つで
ずっと育てているので、また言葉足らずと
ご主人も言っておられましたけれ
ども、
昭和の男ですよ。
余り多く語らない。だから、
見てたら、
顔を見てたら、ちょっと男前で、
自衛隊がお寿司屋さんになったみ
たいな顔していますよね。
そのままでした？
そんな感じの方ですわ。
だからどうしてもうまく意志疎通
がいかなかったんでしょうね。
娘とのね。
◆娘ですからね。
◆今だからなんですけど、美由紀
さんがこの後、初めて知ったお父
さんの親心というのを知ります。
それは一体何でしょうかというの
が問題です。
◆さあ、たむけんさん、いきまし
ょう。
◆お父さんが…。
◆感動的なやつ頼むで。
◆お父さんが、最後の隠し味的な
ものをいつもちょろちょろっと入
れてる。
◆それっていい話？
どこ？
わからないように入れてるの？
◆これから出して。◆パンが、
劇的にうまなるんです。
◆お父さんが隠し味で。
◆何それ。
嫌だよ、それ。
◆ちょっと聞きたいんだけど、
中にある、
ぽろぽろというのは何なんですか。◆わからないんですよ。
歌はあるんですよ。サンテはパパの味♪
◆サンテはパパの味？
◆何言うてんですか、
朝から！
◆こいちゃん、めっちゃ滑った。
テレビで見てるまんまですね。
◆ほっしゃん。行きましょう。
２人でチャラチャラしない！
◆ゲッツーやで、
今の。
野球やったら
ダブルプレーやで。
◆おまえのアウト１個使ってもう
た、ごめん。
◆ほっしゃん。行きましょう。
◆だから、親心でしょう？
だからフランス行ってたでしょう。
◆そうです、そうです。
フランスに行ってました。
◆フランスから帰ってきた、
成田ですか、成田空港に自衛隊が
迎えに来てた。
◆初めて知った。
◆気づいてなかった？
◆細かいことはいいですよ。これで３アウト完結です。
◆２回表です。
◆良純さん、行きましょう。
◆だから、フランスに行って以来、お父さんは