たま～に思い出す。
＜現在のオーブンは→
前よりも安いものを２週間前に仕入れたばかり＞
＜温度管理が難しいため→

いまだ　試行錯誤しながら使っている状態＞
＜そして　スライサーもないため→
食パンは　定規で測りながらの手切りです＞
＜さらに＞
＜今あるものでなんとか　やりくりする毎日＞
うん　そう。


ねっ　あきちゃん。はい。
ハハハ。
＜歌奈子さん　地元の市場へとやって来ました＞
＜肉や魚に
旬のフルーツが揃うとあって→
毎週　仕入れに
やって来ているのですが→
この日は　ある目的が＞
と思って今日　それもあって来ました。
＜ザクロに加えて
洋ナシを購入しました＞
＜工房に戻って　さっそく→
新メニューの試作に取り掛かります＞
＜スライスした洋ナシを
タルト生地に敷き詰めて→
焼き上げます＞
＜そして　その上にオレンジリキュールで和えたザクロを→
ふんだんにのせました＞
（母）おいしそう～。すごい　これ。
もうちょっと
リキュール増やそうかね。
何入れてるの？リキュール。
あの　いつもの…→
オレンジ風味のね。
でも　これ…。
これから　もう
街中がそれになるんで。
＜緑に色づけしたチョコレートを
使って→
葉っぱを表現＞

＜そして　出来上がったのは＞
＜メキシコ国旗の
白　赤　緑を表現した→
新作タルト＞
＜甘酸っぱいザクロが爽やかな酸味を運んでくれる→
一品です＞
うわ～食べてみたいね。
ねっ　ね～すごい。食べてみたい。
＜休日もなく　毎日早朝５時から→
休憩なしで働きづめ＞
＜家路についたのは夕方４時＞
ただいま～。
（ホセさん）おかえり～。
（外国語）
（スタッフ）こんにちは～。（外国語）
ただいま～。
（ホセさん）おかえり～。
（外国語）
（スタッフ）こんにちは～。（外国語）
＜５年前に結婚した
メキシコ人のご主人　ホセさんと…＞
あと　息子の圭汰です。圭汰「こんにちは」は？（スタッフ）こんにちは。
「こんにちは」は？
圭汰　こんにちは。
＜…で　３人暮らし＞
＜日中は　システムエンジニアを
しているホセさんが→
自宅で仕事をしながら
圭汰くんの面倒をみています＞
＜そして　歌奈子さんは…＞

＜家に帰るとすぐに再びケーキ作り＞
＜実は　まだ工房の機材が
十分ではないため→
スポンジを
自宅で焼いているのです＞
もう　いいですね。
圭汰　危ないよ。
熱いよ　圭汰。
熱いよ！触っちゃダメ！
＜スポンジ作りを終えると
休む間もなく　夕食の準備＞
＜どんなに忙しくても
夕食は毎日　手作りすると→
決めているそうです＞
はぁ～　疲れちゃった…。
フーフーして食べてね　圭汰。
う～ん　おいしい！熱くない？大丈夫？（圭汰くん）おいしい。
２歳で
おいしいっつってる。しっかり。
＜良い時も悪い時も　一番近くで
見守ってきた　ご主人は…＞
＜家族がいるからこそ
つらいことも→
乗り越えられるという
歌奈子さん＞
（ホセさん）どう？
うん　おいしい。
おいしい！
まあ　休みなく…ねえ。すごいのをありがとうございます。
よく働かれてる方ですね。