だよ。
それだけどもね、
私が悪いだで。
＞＞孤独感から自殺を考えるよう
になった女性。
相談を寄せたのが、
千葉県の寺の住職、
篠原鋭一さんだ。
＞＞友達からも借りちゃってて、
その人にも申し訳ないしといって
絶叫していました。
とにかく私、会いに行きますから
と。
会って話ししましょうということ
で、やがてこの近くのお寺さんの
部屋を借りて、ずっと話をして。
＞＞女性は篠原さんに相談し、自殺を思いとどまったという。
自殺防止を呼びかけるＮＰＯ団体
の理事を務める篠原さん。
今、
全国から特殊詐欺被害の相談が寄せられているという。
＞＞詐欺事件というのは、まず最
初に、
詐欺に遭った当事者を非常に苦し
めますよね。
次に、
その当事者の周囲の家族であったり、
人間関係を破壊するという部分が
ありますよね。
犯人たちが、
いわゆるこういう手段を使って、その末路が、
ある意味では殺人になってるんじ
ゃないのと、
そこまでいく事件の、
その深さがあるんだと。
＞＞浪速少年院でも去年、
特殊詐欺に関わったとして入所した少年は、
前の年より２倍以上に増えたとい
う。
ここに在籍する少年らは、
社会復帰に向けた更生プログラムに取り組む日々を送る。
＞＞よく聞くのは、
実際に少年が関わっているっていうのは、
やっぱり先輩であったりとか友人
とかなんですね。
末端の中で関わっているというの
をよく聞きますね。
なので、簡単に誘われて、
それに安易に乗ってしまうっていうのが多いのかなと思いますね。
＞＞特殊詐欺に関わってしまった
ことを後悔しているという少年。
＞＞自分の奪ったお金っていうの
は、
どこにいったかすら分からないし、
どうやって返していけばいいのか分からないっていうのがあったり
とか、本当にものすごく、なんて
いうんですかね、
ただやってしまったことの大きさ
に、
本当に後悔して、
どうしようもできないみたいな。＞＞構図について、
どうお感じになりますか？
＞＞たとえ僕が捕まったとしても、
また絶対、僕の代わりっていうの
は生まれるだろうし、
仮に指示役とかかけ子が捕まった
としても、絶対に次がいてるし。
本当にこの詐欺っていうのは本当
に終わりがないなっていう。
＞＞犯罪組織の捨て駒として取り
込まれた若者たち。
今も多額の金が高齢者からだまし
取られている。
警察はその一部が暴力団の資金源
になっていると見て、
実態解明を進めている。
＞＞特殊詐欺というのは年々増えていますけれども、ギブソンさん、
お金を奪うだけじゃなくて、
大切なものまで奪ってしまうものなんですよね。
＞＞やっぱりだまされた方に、
やっぱり責任を押しつけるのはやっぱり酷やなと思いますし、
周りの若い人たちがやっぱりふだ
んから注意を促さなきゃいけない
と思いますし、やっぱり年々巧妙
になってきて、さっきの話でもあ
りますけれども、次の仕事が次決
まってたりとか、
ロッカーで何々受け取ってとか、
そこまで本当にだますようにやっ
てるんで、
だまされるのはやっぱりしかたがないかなという面もあるかなと思
いますけれども。
＞＞特にこの未成年が犯罪グルー
プに入ってしまう。
渡辺さん、このきっかけっていう
のは何なんでしょうね？
＞＞こちらをご覧ください。
こちら、
法務省のほうが東京管内の少年鑑別所に特殊詐欺に関わったとして
入所した２５５人の少年に対して