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2019/02/13(水) 15:50〜17:53 ten.【若一調査隊…吹田で世界旅行!「国立民族学博物館」】[字]


平方メートルと、甲子園球場のグ
ラウンドの4倍もの広さを誇る、
4階建てのみんぱく。
展示室は建物の2階部分です。
早速向かうと。
>>いきなりですが、
増田さんにクイズでいきましょうか。
こちらにエビのような形のオブジ
ェがあります。
これは一体なんだと思いますか?


>>長さ2メートル、
幅1メートルほどのエビのオブジ
ェのようなもの、
アフリカ・ガーナ共和国で、ある
用途に使われるものなんですが、
一体なんでしょうか?
増田さん、
5秒以内にお答えください。
>>これは車です。
>>車?
>>車、
子ども用の、
100円入れたら動く車です。>>どうでしょう。
>>ひつぎです。
>>ひつぎ?>>棺おけです。
>>ガーナのテシという町では、
霊きゅう車ではありません、
死者の生前の職業や好物などにち
なんだデザインの棺おけを注文し、
死後の世界へと送り出すそうです。
このような興味深い品々であふれているみんぱく。
今回、
その多大な影響を受けたという若一さんのご案内で、
7つの観点からみんぱくの収蔵品
を一挙にご紹介します。
まず最初は、世界のファッション。
>>女性たちの目線でいうたら、こういったファッション。
>>すてき。
>>これはハワイの衣装ね。>>南国らしくていいですね。
>>世界中のファッションを考え


てみることができます。
>>南北アメリカの衣装には、
環境や歴史による違いがあります。一方、
アフリカではプリント布の衣服、
ビーズの装飾具なども。
ほかにもエジプトのベリーダンス
や、
タイのムエタイの衣装、
ギリシャ正教の聖職者の貴重な服まで見ることができます。
さらに。
>>中国っていうのは、
大体今、14億の人口がいます。
地球上の2割が中国人です。
その中国人の中でも、
実は55の少数民族が、
その人たちの民族ごとの伝統衣装
です。
>>こうやって見ると、民族によ
って文化は違うんですね。
>>そうそう、
全然違います。>>続いては世界の冠婚葬祭。
>>おもしろいのがね、
例えばこれね。>>何これ。
>>これ、
なんだと思います?>>これ?
看板?
>>に、
見えますよね。お墓なんです。
>>お墓?こんなポップなお墓あります?
これはルーマニアのマラノレシと

いう地方の墓。
陽気な墓と呼ばれています。
かしの木で出来た墓標には、
死者の生前の姿がユーモラスな絵
と文章で表現されています。
こちらはパレスチナ人家庭の花嫁
の部屋。
イスラムの慣習に基づき、
女性は男性と離れて、
門出の時を待つのだそうです。
そしてこれは朝鮮で使われた、
喪興と呼ばれるもの。
死者を埋葬する際に、この喪輿に
遺体を乗せ、
家から墓まで運びました。一方、同じようなみこしでも、こ
ちらはとても華やか。
中国で花嫁を迎える乗り物として使われていました。
続いては世界の乗り物。
>>ミクロネシアのカヌーですね。
膨大な民族学博物館の展示資料の
中で、
これが一番ある意味で有名かもし
れない。
といいますのは、1970年に大
阪万博がありましたね。その5年
後に沖縄で海洋博がありましたで
しょ。
>>沖縄の日本本土復帰記念事業
として、1975年に開催された
沖縄国際海洋博覧会。


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