発揮してきました。
これは、
別のクレーン船が台風21号の被害で座礁した船を救助する様子で
す。
>>ストップ。
>>これまでに阪神・淡路大震災
や東日本大震災など、
全国各地の現場へ向かい、
海の上から私たちの暮らしを支えてきました。
そして今回の関西空港の台風被害。
武蔵が撤去したのは、
タンカー衝突で大きく壊れた2本
の橋桁です。
>>これだけの大きなダメージを
受けたものというのは、
初めての経験ですね。
船がぶつかるということを想定し
ておりませんので、
全くの未経験のことでございましたね。
これが関西空港を支える命だと認
識しておりますので、
これをいかに早く復旧するかが、
われわれに与えられた命題だと思
っております。
>>撤去された橋桁は損傷が激しく、2本のうち、
1本は一から作り直すことに。
通常は1年以上かかる工程ですが、
僅か5か月という異例のスピード
で終えました。
完成したばかりの橋桁は、
堺と和歌山にあるそれぞれの工場から、
関西空港まで運ばれていきました。
そしてきのう、
関西空港で待つ武蔵のもとに、橋
桁が到着。
>>巨大なクレーン船によって、
重さ800トンもの橋桁が、
ゆっくりと引き上げられていきま
す。
徐々にではありますが、
台船との間の距離が広がってきました。
>>橋桁をつり上げた武蔵ですが、
本格的な設置作業が始まるのは深
夜。
というのも、
連絡橋には鉄道も走っています。
安全を考慮し、
最終列車が過ぎる深夜まで、
静かにその時を待ちます。
>>午後11時57分です。
南海の最終電車が通過していきました。
これから橋桁の設置作業が始まり
ます。
>>武蔵につり上げられた橋桁が、
ゆっくり、ゆっくりと、
連絡橋に近づき始めました。
>>少し風にあおられているのでしょうか。
左右に揺れながらですけれども、
橋桁がゆっくりとゆっくりと下ろされていきます。
誤差数ミリの範囲に収めるために、
さまざまな方向からワイヤーを張って、
位置を調整をしています。
>>そして作業開始からおよそ4
時間後、ようやく橋桁の設置が完
了しました。
台風による被災からおよそ5か月。
完全復旧を目指す関西の空の玄関
口。
残るもう1本の橋桁の設置作業は、あす未明にかけ行われます。
来月中には連絡橋の上下2車線で
の通行が可能となり、
4月末の大型連休前には、
元の姿に完全に戻る見通しです。
>>増田さん、
日本の技術ってすごいですね。>>すごいですね。
今度からまた特別な目であそこ通
るとき見てしまいそうですね。
>>確かに。
>>ここからここがそうですよって分かるような感じで設置されて
いるのか、違和感なく設置されて
いるのか。
>>違和感なくじゃないですかね。
>>どちらでもなんかすごいなと
思いますけどね。
>>本来であれば1年以上かかる
ものが、5か月で修復を完了した
ということで、
完全復旧は4月末を予定していま
す。
では続いて、ふるさと納税の意義
とは。
>>ふるさと納税の返礼品を巡り、
意見が対立する総務大臣と大阪・泉佐野市。
総務省の指針に従った自治体は、
この状況をどう見ているのでしょ
うか。
>>私たちのスタンスっていうのは、何も変わることなく、
ふるさと納税は取り組んでいきた
いと思います。
>>こう話すのは、大阪・泉佐野