2019/08/29(木) 16:50〜18:15 スーパーJチャンネル[字]


かけられていて
この養子縁組した時期の直後に
掛けられていたんですね。
しかも、3つの保険は全て
受取人が靖雄容疑者になっていて
しかもその一部はもともと

拓也さんの実の母親が
受取人になっていたんですが
知らないうちに靖雄容疑者に
名義が変わっていた
ということです。
渡辺≫スタジオには
元埼玉県警刑事の
佐々木成三さんに
お越しいただきました。
佐々木さんは保険金殺人の
捜査にも携わった
経験をお持ちです。
今も説明があった不自然な点が
いくつもあるんですが
事故とされていたものが事件で
しかも、殺人事件で
保険金殺人であるというふうに捜査をする側が
思うきっかけや転換点
その分岐点というのは
どういうところにあるんですか?
保険の受け渡しの
名義の
書き換えということですか?
佐々木≫実は、水死体


今回は溺死体という形で
警察が検証しているんですけど
水死体というのは
事件なのか事故なのか
判断することが
大変難しいんです。
溺死体というのは
解剖しても溺死体と
初見で出るので、水死体で
一番判断がつきにくいときに
必ず溺死体があるとき警察が捜査しているのが環境捜査。
これは例えば、ご遺体では
そういった事件の状況が
分からないということになると
被害者のご遺体の方の環境、生活環境だったり
保険金というのが
1つのポイントで
警察の場合は、被害者に対して
保険金がどのくらいかかっているのかというのも
環境捜査の1つで
捜査をしているんです。
そこに不自然な部分が
たくさんあると
これは事件じゃないかと
端緒になるわけです。
今回については
先ほどVTRにもあった
まず、養子縁組の時期。
あとは、保険金ですね。
あとは、そこから更に

そもそも、この宍倉さんという
被害者の方が
お酒を飲む方なのかどうか
そういった釣りに行く方なのか。
あとは、受取人になっている方が
どういった生活をしていて
例えば、生活に窮していて
お金に関して困っていると
なったときに
動機というのも
どんどん、環境捜査で
明らかになっていくと
あまりにも不自然な部分が多い。
あくまでもこれは
事故を装っていますので
事故を全て警察が
打ち消していかなければ
ならないんです。
そのためには、この環境捜査が重要になってきますし
1つ1つ積み重ね
時間はかかっていきます。
渡辺≫今回逮捕に
踏み切ったということは
環境捜査の結果によって
相当、警察は
確証を
つかんだということですか。
佐々木≫ある意味
供述がないという状況を
想定して捜査していますので

ある程度、環境捜査で状況証拠、客観証拠を
ある程度、外堀を埋めた状況で
この事件に着手していると思います。
渡辺≫情報によれば
この容疑者3人のうち1人が
ある意味
落ちているというような
そういうことで具体的なものが
出てきているという
情報もあるんですが