2020/03/31(火) 16:40〜18:15 スーパーJチャンネル[字]


小林いんてつ教授です。
よろしくお願いします。
まず、78人という最新の数字が入ってきて
このうちの14人が

先ほど、お伝えしたように
永寿総合病院という数字で
となると病院以外では
64人という数字になりますが
この受け止めをまず、聞かせていただけますか。
小林≫最近の傾向


2~3日の傾向を見ていて
60人超えという中と
昨日は少し減っていますので
ここが、乗っかっている分
ということも考えられて
大体、この60人
もしくは50ぐらいの辺りを
今、維持をされているのでは
ないかということです。
渡辺≫そのことが
緊急事態宣言を出すかどうかにも
つながってくるわけで
後ほどちょっと伺いたいと思うんですが
昨日、小池都知事が会見で
このような発言をしております。
特定の業種を挙げて
夜の自粛を要請しました。
若者はカラオケ、ライブハウス
中高年はバーやナイトクラブなど
接待、これは接客とも
表現してましたが、伴う
飲食店などに行くことを
当面控えていただきたいということを
発言したんですが
それは、こういう数字に
裏付けられた発言でした。
厚生労働省のクラスター対策班が出した数字ですが
オレンジと赤で示している
この棒グラフなんですが
不特定多数、つまり感染経路が

分からない人の感染者数のうち
赤い部分というのが
今、挙げましたカラオケやライブハウス
バー、ナイトクラブといった
夜の街で
感染しているという数字が
分かってきたわけで
2週間のうちの、およそ30%が
そういった業種で
感染していると。
こういうことなんですけれども。
しかも、年代別に見ると
20代、30代、40代、50代
そして70代という
この数字が
夜の街への行動の自粛を求める
原因になっているわけですが
小林先生
この数字そのものを見て
何か、変化が見られるのか
どうなのか。
この辺り、解説して
いただけますでしょうか。
小林≫今まで
クラスターが発生している
いわゆる感染経路が
分かっていたところは院内とか
あと、海外渡航歴がある方が
入ってくる。
そういうことだったんですが

そのあとこうやって増えてきた中で
その割合に応じて
感染経路不明というのが
増えてきたと。
そういうところの中を
ある程度、探索してみますと
なんか、いわゆる特定業種に関連した事例。
ここについては
追いにくいという点もあって
いわゆる感染経路が
追いにくいということが
懸念される例だと思います。
渡辺≫カラオケ店ですと大声で歌う
それから
マイクを使い回したりする。
それから、バーとか
いわゆるナイトクラブなどですと
客だけではなくて
接客する側にとっても
至近距離で会話をしたり
飛沫が発生したり。
そういうことになりますよね。
小林≫まさにそうですね。接客となると
やっぱり、近くでお話をして
いろいろと、音もうるさいと
また少し
大声を出さなきゃいけないと。
そういうことで
非常に密というものが
発生してくる。