2020/03/31(火) 16:40〜18:15 スーパーJチャンネル[字]


注意しなきゃならない環境であったということですね。
渡辺≫クラスター対策班の
西浦教授が
こういう言い方をしています。
実際の調査では調査に応じていただけない患者も
多いということを聞いている。

ということは、もっと夜の街で感染している数が
多いっていうことでしょうか?
小林≫非常に憂慮する事項なんですけど
やはり、ここで聞き取りが
できている分はいいんですが
いろいろプライバシーの問題から
なかなか、そういうことに
お答えできていない。
もしくは記憶があいまいであると。
そういう場合には
そういうところが追っていけない
感染経路が特定できない状況が
そういうこともあって
増えてくるのではないかという
心配になります。
菅原≫先生、夜の場合
密というのがそろいやすいと
おっしゃっていましたけれども
結構、日中、お昼時に
ランチをしに出かける方も
結構、見るんですけど
特に注意なのが夜。
昼間と比べてどうなんでしょう。
小林≫昼間と夜で大きく違うのは


昼間は、いわゆる会社とかそういうところですと
不特定多数では
ないということですね。
それとやっぱり、組織の中で
ある程度管理された皆さんで集うと。
それと、時間が短いですよね。
ですから、そういう意味では
夜とは違う。
ただ、こういう時期ですので
あまり大声で
しゃべったりはしないで
静かに少し会話をしながら
ランチをとるという。
渡辺≫ランチの食事がくるまでは
マスクしていて
食べるときだけ外して。
味気ないんですが、それでまたマスクをして…という
そういう感じですかね
イメージとしては。
小林≫細心の注意を
払うのであれば
そういうことも
考えなきゃいけないでしょうし
あと、例えば
食べ物を共有するというのは
非常に気をつけたほうがいい
ということですね。
渡辺≫かなり初期のころに
いわゆるバイキング形式は
やめましょうというのが

ありましたね。
それにつながるものですね。
小林≫食べ物は口に直接入ってくるものですので
やはりそこでは
濃厚以上の接触に
なってきますので、そこは注意が
必要になってくると思います。
渡辺≫いわゆる
感染の爆発という点に関して
懸念が高まっている中で
今日、大阪府も
吉村知事が
こういう表現をしました。
大阪でも、夜間の外出自粛を
要請するということで
結局、東京圏、大阪圏
感染者数が増えているところでは
同じような行動が
求められるということですし
緊急事態宣言に関しても
知事本人は
もうそのタイミングに
きているのではないかと
言っているんですが、小林先生
緊急事態宣言の現実性。
これは
どう考えていらっしゃいますか?
小林≫急激に増えてくる兆候が
ありますと
医療崩壊にもつながるので

そういう宣言を出す必要がある。
ただし、そこは
ちょっと諸外国と違って
日本の場合は陽性という面が
強く出ますので
それをある程度
強く出すためには
もう一方で、お店側の
補填ということも
セットで