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2020/12/18(金) 08:15〜09:55 あさイチ「プレミアムトーク 山本文緒」[字]


スタジオジブリ初挑戦となる
全編3DCGによる
長編アニメです。
カンヌ国際映画祭の
「オフィシャルセレクション2020」にも選ばれて
世界から注目されています。
舞台が1990年代のイギリスです。
ある児童養護施設から
物語が始まります。
(VTR)
主人公は赤ん坊のころから孤児として育った
10歳の少女アーヤ。
とても賢く、いつも大人たちを
手玉に取っています。
アーヤ≫ここではみ~んな私の言うとおり。
≫まあ、こっちを見たわ。
≫なんてキラキラした目なんだ。
アーヤ≫うえっ、気持ち悪っ。
アーヤ≫あの子たちはお人形さんなんかじゃないわ。
生きてるのよ。
眺めて楽しむもんじゃないわ。
アーヤは
施設での生活がとても快適で
誰かに引き取ってもらいたいとは

一度も思ったことがありませんでした。
(チャイム)
≫はっ!
ところがある日、突然
施設にやって来た奇妙な2人組が
アーヤを気に入ってしまいます。


≫あの…。
≫どうだろうね、マンドレーク。
あんたはどう思う?
マンドレーク≫いいんじゃないか。
≫アーヤ…。
アーヤは、その奇妙な2人組に
引き取られることになってしまいます。
アーヤ≫あらっ、いい感じ。
いつでも逃げ出せそうだわ。
家に着くやいなや
不思議な光景を目にするアーヤ。
ベラ・ヤーガ≫私の名前は
ベラ・ヤーガ。魔女だよ。
あんたをうちに連れて来たのは
手伝いが欲しかったからだ。
そう、実はアーヤを引き取った
2人組は魔法使い。
アーヤはベラ・ヤーガの手伝いを
することになってしまいます。
ベラ・ヤーガ≫ひひひ…。
さあ、このどぶねずみの骨を砕いて粉にするんだよ。
アーヤ≫ねえ、おばさん
この粉、何に使うの?
これで魔法ができるの?
ねえ、何の魔法?誰が使うの?
おばさん?それとも、おじさん?
ベラ・ヤーガ≫口じゃなくて手を動かしな。ばかたれ!
魔法については、一切
教えてくれないベラ・ヤーガ。
教えてくれたのは

たった1つのルールだけでした。
ベラ・ヤーガ≫この家には1つ
大事な決まり事がある。
今すぐ覚えな!いいね。
何があっても、決して
マンドレークを患わせるような
ことをするんじゃない。
もう1人の男マンドレークは
食事のときしか姿を見せません。
ベラ・ヤーガ≫さあて
デーモンたちは、きょうは
何を持って来てくれたんだろうね。
マンドレーク≫ストークントレントの駅の
軽食堂から取ってきた
パイとフライドポテトだ。
ベラ・ヤーガ≫駅のパイか。
私の嫌いなやつだ。
わっ!
マンドレーク≫私の大好物だ!
小林≫まだ
物語のほんの初めのほうでしたがいかがでしたか。
山本≫私ですか。
あの女の子が
勇敢そうなたくましそうな
でもちょっと繊細な感じもあって
すごくおもしろそうです。
小林≫アーヤのキャラクターはとにかく口が達者で
施設でも周りの大人を
口が達者でことば巧みにして思いどおりにしていた。
それが魔女の2人組に

引き取られることになって
思いどおりにならない事態に
遭遇する、その中で
どう立ち回っていくのか。
華丸≫この写真には全くたどりつきそうもない
今の感じはね。
小林≫なんで楽器を弾いているん
だ、なんで歌っているのかという
感じですが、この辺りものちのち大切な意味を持ってきます。
大吉≫初めてのやつなんで

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