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2020/12/18(金) 08:15〜09:55 あさイチ「プレミアムトーク 山本文緒」[字]


ジブリっぽくないなと思っていた
んすけど、見続けると
めっちゃジブリでしたね。
おばあちゃんとのやり取りとか
僕の中でのジブリってあるんだから。
小林≫今までのジブリ作品
手描きのアニメーション
だったんですが
3DCGなんですよね、今回は。
大吉≫厳しめのおばあちゃんが
出てくるのはあるあるですよね。
小林≫人物の動きや多才な
表現はジブリ作品だなと思わせてくれますね。
近江≫食事のシーンも
ジブリっぽいですね。
小林≫注目してもらいたいのは
アーヤのキャラクターです。
大人顔負けに
立ち回る様子なんですが
プロデューサーの鈴木敏夫さんは


こんなふうに語っています。
(VTR)
鈴木≫そういうことも
関係あるんじゃないですか。
だからこれポスターね作るときにアーヤと魔女
キャッチコピーとして

僕自分で考えてみたんですけどね。
アーヤ≫ここでは
み~んな私の言うとおり。
おばさんが私に
魔法を教えてくれる代わりに
私がおばさんの助手に
なってあげる。
鈴木≫そんな気がしたんですよね。
ちょっと大げさかもしれないけど。
大吉≫こういう時代だからこそ。
小林≫こういうメッセージを
聞くともっと見方が深くなって
いくかもしれませんね。
実は鈴木さんによりますと
宮崎吾朗監督、4作目
なんですけれども
今回初めてお父さんの宮崎駿さんに
褒められたという作品でも
あります。4作目にして初めて。
その辺りもぜひ
注目していただければと思います。
華丸≫お父さんのいいなりで
いいんでしょうかと。
<笑い声>

ごめんなさい、口がすぎました。
小林≫重なるといいますか
大人に立ち向かっていくところ
吾朗さんと駿さん。
吾朗さんがちょっと…言いにくいですね。
吾朗さんの苦心のところも
アーヤと重なるかなと思いました。
「アーヤと魔女」
総合テレビで放送予定です。
さらに同じく宮崎吾朗監督の
アニメ「山賊の娘ローニャ」も
総集編で再放送します。
続いては劇場公開の
長編アニメーションを
ご紹介します。
「ジョゼと虎と魚たち」。
芥川賞作家・田辺聖子さん原作の青春ストーリーです。
2003年に妻夫木聡さんと
池脇千鶴さんの主演で実写映画化もされています。
(VTR)
≫恒夫さん、どうでした?
きのうのダイビング。
恒夫≫イザヨイベンケイハゼがいた。
海洋生物学を専攻する
22歳の大学生・恒夫。
海外留学するという夢を
追いかけながら
アルバイトに明け暮れていました。
恒夫≫こっちから帰れたっけ?≫きゃー!
ある日、坂道で車いすから

転げ落ちそうになっている女性を
助けます。
恒夫≫だ、大丈夫ですか?
ジョゼ≫はあ、はあ…。
恒夫が出会ったのは幼いころから車いすで生活するジョゼ。
そのジョゼと2人で暮らす
祖母・チヅは恒夫を家に招きます。
チヅ≫学生さんか?
恒夫≫はい。近くのアパートで1人暮らししてて
まあ貧乏は貧乏なんですけど
ちょっとお金ためてるんです。
ジョゼ≫そんなことまで
聞いてへん。
ばあちゃん、のど乾いた。
チヅ≫麦茶か水か?ジョゼ≫麦茶。
チヅ≫はいよ。
恒夫≫ごちそうさまでした。
帰り際、チヅは恒夫に
とある話を持ちかけます。
恒夫≫じゃ。

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