2020/12/28(月) 08:15〜09:55 みんなでエール「2020⇒21それでも上を向いてSP」コロナ禍で頑張る人へ[字]


冨久さんが訪れたのは陸上競技場。
外で体を動かすのは
およそ9か月ぶりです。
額には前日、転んだ軽いけが。
それでも、大切な走る機会だと休みませんでした。
体の動きを
少しずつ確かめていきます。
貞末≫久しぶりだろ
トラックに立つの。
≫なかなか思うようには
走れません。
それでも、徐々に
日ごろのトレーニングの成果が。
≫いまだ感染が収まらない
新型コロナウイルス。
それでも
みずからの可能性を信じて
冨久さんは走り続けます。
大吉≫すごい方もいらっしゃるもんですね
世の中には。
保里≫103歳の冨久さんとコーチの貞末さんに
リモートでお話を伺うことが
できるということなんです。
おはようございます。
貞末≫おはようございます。
冨久≫おはようございます。
大吉≫スタジオでございます。
体調のほうはいかがですか?
お元気ですか?
冨久≫はい、元気です!



宮本≫うれしい!
保里≫元気もらいました。
宮本≫冨久さん、最高です!
かっこいい!
冨久さんは毎日が楽しいですか?
冨久≫はい、楽しいです。
宮本≫やっぱり生きてるってすごいことだな。
大島≫おはようございます。
大島と申します。
冨久さん、ご朝食は
何を召し上がってるんですか?
すごい気になります。
冨久≫納豆ごはん。
卵焼き。
みそ汁です。
大島≫基本の和食ですね。
大吉≫次は
そこに、きびだんごが
加わることを祈りながら…。
冨久さん元気にお年を越すために
今考えていることを教えていただけますか?
冨久≫過去は一切振り返らない。
とにかく前へ向かってまい進すること。
宮本≫すばらしい!
大吉≫胸いっぱいになりました。
コーチの貞末さんも
ありがとうございました。
そして、冨久さんも
朝からありがとうございました。
宮本≫お元気で!

冨久≫ありがとうございました!
保里≫私たちも
元気もらいましたね!
大吉≫時間があればいろいろ
聞きたかったけどね。
保里≫いよいよ最後の
上向き太郎のもとに届いた知恵
あちらです。
≫助け合いが家族を強くする。
有紀子≫公園とか町のフリマに
行ってるような感覚で
楽しむことができるので。
≫中野有紀子さん。
自宅で本の執筆などの
仕事をしながら
3人の子どもを育てています。
台所で料理するのは
リモートワークを終えた
夫の崇敏さん。
夜7時には
5人そろっての夕ごはんです。
≫なんとも幸せそう。
しかし、少し前までは大変だったんです。
≫緊急事態宣言を
発出することといたします。
≫今年4月。
有紀子さんは臨月を迎えた妊婦でした。
感染拡大の中
やっとの思いで響生君を出産。
さらに、上の子たちが通う

小学校も休校になり
有紀子さんに家事や育児の負担が
一気にのしかかりました。
≫一方、連日夜遅くまで働くのが
当たり前だった崇敏さん。
積極的に家事や育児に
関われずにいました。
≫感染させてしまうリスクから
親を頼ることもできず
疲労が限界に達した有紀子さん。