ひげそりですか。◆そう。ひげそり。
◆まあまあ、天童さんも
ひげが生えるわね。◆女性なんで、
うぶ毛をね。
◆そうそう、産毛。
あの人、いつもきれいに
つるつるやねん。
ここのおかげやわ、ほんまに。
ありがとうございます、どうも。
あらま。
お母さん、
きれいにしてるやん。
どこ行くの?
今から。
◆今からそこの八百屋さんに。
◆八百屋さんへ。
おしゃれして、あんた。
奥様は、お幾つでいらっしゃいま
すの?
◆57です。
◆57歳で。
ご主人はおられるの?
お子さんは?
◆いや、いないんです。
◆お子さん、おられないんですか。
◆ほんなら、
2人ラブラブやろ。◆いや、
おっちゃんなんで、おじいちゃん
なんで、主人。
◆どれぐらい年、離れてんの?
◆75なんです。
18離れてるんです。
◆幾つのとき結婚したの?
◆今、三十三回忌です。
◆どういうこと?
意味わかれへん。
◆結婚して33年ですけど、
不幸の始まりやから
“三十三回忌”なんです。◆ようそんな…。
ようそんなえげつないこと言うわ。
33年前にご結婚されたということは、
◆24。
◆24で。
ご主人は幾つやの?
◆49。
そのときは燃え上がったやろ?
◆年上やったら、優しいかなと。
◆そうやんな。
ご主人の、ほんなら、
一番どこがよかったん?
ええとこ言うといて。
◆気まえがよかったんです。
◆これはもう、
あなたのような美しい方だとそれ
は、思い切って
無理してでもええから
気まえのええところ見せるわ。
◆いや、また次、頑張ってみます。◆次って
どういうこと?◆主人が逝った後、頑張ってみま
す。
◆あのね、奥さん。
ご主人が逝くこと考えてるの?
◆はい。
◆相手、七十何ぼやもんな?
◆遺族年金考えております。
◆これ、ちょっと放送してええの
?
◆いいと思いますけど。
◆おはようございます。
きょうも元気に始まりました「よ
~いドン!」。
火曜日は松本伊代さんとご一緒で
す。
よろしくお願いしまーす。
さあ、きょうはきのうに続いて
近鉄八尾駅を円さんが、ぶらぶら
されています。
◆町行く人にいろいろお話をお伺
いしますと、なかなかおもしろい
ですねえ。
◆男性陣にとっては
元気に始められない。
◆あんなこと、思ってはるんですねえ。
◆1人目の方は、
サンデー毎日の方でございますが、お互いサンデー毎日ですが、
どっちかが出ていってくれたほう
がいいという。
◆まだまあ平穏な。
◆そして、散髪屋のご主人さんがおられまして、
奥様とご一緒させていただきまし
たけども、奥様のほうは
ご結婚されて、三十三回忌。
お幸せやからこそ、こういうことが言えると思いますが、
お若いときに結婚されると、
年上の方というのは
随分大人に見えるし、
ご主人さんも、きれいな奥さんやから、ちょっとぐらい
おいしいところ連れて行ったり、
気まえのいいところを見せるんで
しょう。