この冬の間に
日本全体とすれば
5000人ぐらいがピークで
東京都でいえば
2000人ぐらいを超えるのが
1月、2月のどこかに
あるかもしれないというぐらいで
ここまでの数は
さすがに予想していませんでした。
いきなり1月前半の段階で
東京が2000人を超えたということ自体が
かなりの勢いがありますので
確実にほかの専門家の先生たちも
ここまでの予想は
していなかったと思いますので
やはり、かなり勢いがあって
かなり増えている印象を
受けております。
≫改めて緊急事態宣言のもといかにこの数字を下げていくかが
最大のテーマなんですが
その緊急事態宣言のもと
一昨日の土曜日の午後3時時点の
渋谷、銀座、浅草、新宿の人出なんですが
年末と比べれば軒並み
みんな下がっています。
年末よりは出歩いていない
午後3時。
ただ、去年の春。
前回の緊急事態宣言のあと
最初の土曜日と比べると
いずれも増えていると。
こういう人出のデータです。
≫これは山田さんある意味、当然の結果というか
そもそも菅総理ご自身も
言っているとおり
今回はピンポイントなんだと。
飲食店、若い方々、しかも休業要請をしているわけでなく
時短での対応。
リモートワーク7割を
要請しているとはいえ
そこまで行動変容を
求めているのかっていうのは
普通に感じるんですが山田さんはどうお感じになりますか。
≫もともと心配な人は
どういうメッセージが出ても
心配されたと思うんですけど
今回の政府のメッセージというのは
夜はとにかく
じっとしていてください
というのですから
そうすると、それ以外の時間帯は
もともと、動いても
良いということですよね。
そうすると、そこには当然
油断が出てくるわけで
油断が悪いわけではなくて
動きたい人は
たくさんいらっしゃるわけで
そうすると、早い時間に
もっと動こうということに
なりますから
やっぱり、原点に返って
みんなが集まって
つばけを飛ばすような
状況を減らそうという
シンプルなところから
入っていったほうがいい。
時短が、切り札のような
イメージを与えている。
この混乱したメッセージは
早くきちんと
一本化して
シンプルに伝えてほしいですね。
≫山田さんがおっしゃるとおり
若干あいまいなメッセージに
なってしまって
受け取り方がさまざまだから
この状況になっても
出歩いている方々にとったら
いろいろ言い分はあるんだよね。
≫取材をするとこういう声がありました。
渋谷、外で飲んでいた男性。
これからクラブ行って楽しむために
飲もうかな
休みだし、遊ぼうかな。
若いからうつらない。
ここはもうちょっと
理解を深めてほしいなと
お伝えしたいなと思うんですが
初詣に来た鎌倉での取材
男性ですが
1回目の緊急事態宣言より
強制力がない感じがする。
前は外出する人は少なかったけど
今日はそこまで減っていない。渋谷
こちらも外で飲んでいた男性。
緊急事態宣言の意識が
ただただ薄い。
飲食店に限らせたりとか
前回と比べて緩いものなのかなと