見てください、至る所に
ガラス製品が並べられていて
キラキラ輝いて美しいですよね。
こちらのガラスは
ただのガラスではなく
さまざまな料理に合わせ、そして
より料理をおいしく見せるための工夫が隠されているんです。
その秘密を教えていただきます。
社長の菅原さんです。
よろしくお願いします。
冒頭に紹介したサンドイッチを載せたガラスの器
特徴を教えていただけますか?
菅原≫このお皿、発想の原点は板チョコなんです。
藤原≫確かに見た目が
似ていますね。
菅原≫板チョコに見立てた
格子の模様のところがガラスが分厚くなっていまして
そこに光が当たるとキラキラと
反射してお料理をより美しく
おいしそうに見せる
ということです。
藤原≫引き立てているんですね。
さらに隣にあるパスタの容器ちょっと変わった形を
していますけれどもこちらは?
菅原≫ガラスは皆さんふだん
使われていて、かたいものだ
というイメージがあると思う
んですけれども
作っているときのガラスはとても
やわらかいんですね
そのやわらかさを
美しく表現して
ガラスなんだけれども
優しい表情に仕上げています。
藤原≫やわらかく表現していると
いうことなんですね。
これらのメインの料理だけでなく
こちらのような
スイーツの容器もあって
これはかわいらしいですよね。
こういった新しいいろいろな
アイデアが込められている
ガラス容器なんですけれども
これらが誕生したきっかけと
なったのが
こちらのコーヒーゼリーの器
なんです。
実はおよそ46年ほど前から
誕生しているものなんだそうです
けれども特徴を
教えていただけますか。
菅原≫46年前とおっしゃって
いただきましたけれども
当時コーヒーゼリーというものが
初めて喫茶店とかに出てきて
すごく
はやっていたらしいんですね。
初めて出てきたということは
専用の器がなくて
パフェグラスとかを使っていた
んですけれども下のほうにいくと取れなくなったりして
使いづらかったのを
なんか食べにくいなというのを実は口を斜めにカットして。
藤原≫下にちょっと
斜めになっていますね。
菅原≫そうすることでスプーンを
すっとかえしができて
食べやすいということなんです。
藤原≫すくいやすい工夫があると
いうことなんです。
このようにご家庭でも使える
ガラス容器なんですけれども
それだけでなく
こちらを見てください。
なんと星付きレストランの
シェフなど
世界から
注目されているんだそうです。
中に葉っぱのようなものを入れて
おしゃれに
しているすぐれものなんです。
大吉≫入れられるんだ。
藤原≫ちなみに、こちらも
スタジオに置かれているそうです。
作られている
ガラス製品なんですけれども
これだけではなくいろいろなものまで生み出されているんです。
なんと、おにぎりやケーキなど
専用のガラスケースなんです。
おにぎりなんかもラップで
包むよりもこのようにして
置いたほうがよりおいしく見えて
すてきですよね。
こちらで作られているガラス製品
というのは職人さんが一つ一つ
丁寧に手作業で
作っているそうなんです。
その作っている工房が
隣にあるので行ってみましょう。
こちらでは年間およそ100点の