こちらに、にんじんとたまねぎとセロリが切ってあります。
セロリはさっきの孫さんみたいに
ばんばんと
包丁でたたいてあります。
これがいちばんこのスープの
おいしいところですね。
ここをちゃんとすると
あとは簡単なんです。
近江≫たまねぎ、セロリ、
にんじんを炒めたスープや
煮込みの味のベースになるもの
ソフリット。
落合≫中嶋さんかつおだしと
昆布だしを使いますよね。
僕は、お水。
ここでちゃんと炒めておくと
これがだしになるの。
近江≫野菜がだしになるんですね。
落合≫ここだけはちゃんと炒めてください。
煮込みとかスープ、イタリアで
ソフリットというんです。
これがあれば、お水でおいしいの。
近江≫5分ほど炒めたものに差し替えます。
落合≫ちょっとなんかこれだけで
おつまみにいけそうという感じです。
近江≫そして。
落合≫こちら入りますよ。
ズッキーニと、しいたけと
じゃがいもですけれども
しいたけは普通入らないんです
けど、たまたま冷蔵庫に
残っていたという感じで
入れちゃおうという感じですね。
近江≫お鍋の残りで余りますよね。
落合≫いっぱい入れます。具だくさんです。
イタリアに行くとね
市場で売っているんですよ。
ビニールの袋に入れて
野菜切ったのが、こうやって。
これ全部使えばスープできるぜ
という感じで。
これね、ローリエ。
孫さんの八角みたいなもの
ちょっと破いてね
ポンと入れる。
下味、軽く塩をしておこう。
この塩で決まりじゃないので
ちょっと緩めね。
ここずっと強火です。
あまり触らないで
いいかもしれない。
あまり触るとお鍋、
冷めちゃうので。
こうするとさっきの全部
底のお焦げが取れているの
見えます?
大吉≫いつの間にか
取れていますね。
落合≫あれが野菜の水分で
取れますからね。
野菜はお好きなものを
入れてください。
はす、れんこんを入れてもいいですよ。
華丸≫かぼちゃは?
<笑い声>
落合≫かぼちゃを入れても
いいですよ。
トマトジュースがあります。
トマトの缶詰でもいいですよ。
ジュースは簡単よね。
これを入れたら少し煮詰めてください。
トマトジュースの水分
ちょっと煮詰めましょう。
しゃばしゃばしていますよね。
このしゃばしゃばがなくなるぐらい
煮詰めたいんです。
ちょっとお時間
ここだけかかります。
孫≫白菜入れたら、おかしい?
落合≫全然おかしくない。
このあと葉っぱを入れるんだけど
これ、サニーレタスです。
イタリアだと
ちりめんキャベツが入るんです。
あまり溶けないキャベツ。
日本でも普通のキャベツでも
いいんだけど
キャベツで作るとなんか冷めた
ときに独特の香りが出てくるので
白菜ばっちり。
孫≫よかった、白菜好きだからね。
落合≫イタリアって
スープいっぱいあるからスープは飲むって言わないで
イタリアでは食べると
スープを食べると。
だから具だくさんなんですよ。
底を見てください。
お鍋の底が見えてきました。
トマトジュースが
蒸発してきた証拠ですね。