2018/08/31(金) 09:50〜11:15 よ〜いドン![字]【国宝結婚後25キロ激太り嫁巨体が招く幾多の災難▽氷彫刻師アート】


ドリル、ノミで。◆1つ、新たにつくっていただい
て…。
◆橘さんがつくっているところを見たいですね。
◆はい。
じゃあ、つくっていきましょうか。
◆まだ橘さんがつくった可能性が
ないので。
◆ここ、ほんまに寒いから!早く
出んと…。
おまえ、冷凍鰻になってまうで。
◆中国産?
◆やかましいな!
◆今回は夏らしくカジキマグロをつくっていただき
ます。
彫刻を始める前にデッサンを。
◆こんな感じでどうでしょうか。
◆ああ、全然!
うまいんじゃないですか。
◆全然うまいな。
◆これ、いります?


◆一応、イメージを、
頭に。
◆デッサンを書き終えたら作業開始。
◆まずは…。
◆器械出た。
◆倒します。

◆怖い、怖い…!
◆できるだけ、この氷から大きく
つくりたいので。
大きく。
◆寝かした氷に
あらかじめ切りとった氷をくっつ
けます。
◆上に?
乗ります?
こんなんひっつくんですか。
接着剤みたいなやつですね?雪というか、氷接着剤。
◆これでひっつくんですか。
◆もう水が凍れば、氷になるんです。
◆上は何のパーツですか。
◆それは、できてからのお楽しみ
です。
◆パーツがくっついたら、
デッサンをもとに氷に下描きを。
◆おー!
そんな感じで削れるんや。
◆あっ、結構、大分…。
大分、彫れてるよ。
◆さっきの下描きは見なくていいんですか。
◆はい。

大丈夫です。
◆下描きは一応いるのはいるんで
すか。
◆あまり、いらないですね。
◆そうでしょう。
◆この道20年だからこそ
一度デッサンを描けば…
頭の中でイメージができているの
です。
下描きを終えたら、
次は…?
◆すごい!すごい!
何これ!
早っ!
急に大胆ですねえ!
◆氷彫刻はスピードが肝心!
溶けてしまうと何もかもが無駄に…
ちゅうちょなく
チェーンソーで削り落としていきます。
下描きをもとに、ある程度、
形どれば…
◆急にそれ?
息つく暇、ないなあ、
確かに。
◆取り出した工具は平ノミ。
チェーンソーで粗く削った部分を
整えます。
◆これで削るように計算して、
入れてる。すごいなあ、
これ。

ちょっと大きく切ってんのか?
◆ちょっと入れてんねん割れ目を。
◆順調にカジキマグロができてきたかと思えば
ここでハプニングが!
◆あっ!
◆大丈夫なんですか、
これは…。◆いや、
大丈夫じゃない…。
◆尾っぽが折れた。
これは、ちょっと大丈夫じゃない
ですね。
◆尾っぽが折れました。
◆ちょっと待ってください。
◆なんと、カジキマグロの尾ビレ
が破損…
しかし、この道20年の橘さんは

◆それは何なんですか。
◆瞬間冷凍。
あっ、そこを凍らせてしまうんや