言葉にならへん、あの歌。
ちょっと僕挑戦してみますね。
◆めっちゃ難しいで!
♪~
◆ストップ、ストップ。
◆めっちゃ難しいねんて!
◆難しい?
◆難しいんですけど、奥さんのほ
うは、そうやって歌うじゃないで
すか。
そしたら、ご主人のほうは、
それをご主人なりの解釈で、
同時通訳していくんです。◆通訳?
◆なるほど。
◆もう、そないなったら、
キモワンの夫婦やで。
◆全く理解できない歌詞と、それを勝手に解釈するご主人が、
ご主人が2人でハモり出して…。
◆これはすごいアートの世界。でも、ご主人やったらやりそう、
同じ人やから。
かなりいい線いってますよ。
さあ!石田さん、行きましょう。
◆だから、言うてましたやん。
私は楽器やと。
お父さんの歌を歌います。
◆あのね、案外、難しいやろ?
◆ストップ。
やった後、
歌った後、私が楽器やという
奥さんを、だから、楽器扱いする
んです。
こう担いでやるか、
打楽器にするか、
楽器として扱って、2人でハーモ
ニーをする。
◆あるときはギターに…。
◆ピアノになったり、
トランペットになったり。
◆吹きもします。
◆すごい。
◆どんどんすごい世界になってき
たな。
さあ、未知さん、行きましょう。
◆だから…。
◆一応、歌うのは基本ですから。◆そういうバトンが来てるんです。
◆えっ…。
♪~。わからへん!
◆難しいやろ?
これ、本当に難しい!
◆出てこないですね。
◆テレビをごらんの皆さんもやっ
てみてください。
これ、自由に歌うというのが
いかに難しいか。
◆度胸が要る。
◆あと自分の癖が出ますよね。
◆これ、難しいんだよね。
習慣になったのは何でしょうか。
◆ですから、ふだんから
お互いにちゃんとした言葉は話さ
ないんじゃないですか。
話さないんじゃないんですか?
おはようを、ホヘア~、みたいな…。
そういうこと。
寛平兄さんになってきた。
◆寛平さんもひょっとしたら
アーティストの部類かも。
俺、
一番最初に、僕が歌ったあるでしょう。
その後、マイナーになったあれは
ね、
アートじゃないの?
もう自分が説明をするという段階
でアートじゃないの。
だから、いかにこのお二人の
アーティストとしての理解がすご
いかと。
世界が不思議になってきたところ
で、正解をごらんいただきたいと
思います。
◆歌ってほしかった。
◆ご主人はどういう人なんですか。
歌でちょっと表現してみてよ。
♪~
◆きょうはテンポアップしてるな。
いつもとえらい違うな。
◆いやいや、そんなに盛り上がりますか、コレ?
◆きょう、えらいすごいなあと思
って。
◆きょうはちょっと明るいの…。
◆きょうはね、ちょっと楽しそう
な感じ。
◆日によって歌ってくれるのが全
然違う…。
◆日によって歌うんですか。
ご飯を食べているときに
これを…。
◆寝る前とかね。
◆寝る前に?
◆日記みたいなもので、毎日歌っ