2019/01/31(木) 16:47〜17:53 ten.【旬感中継「真冬の滝行」に蓬莱が挑戦!大阪・河内長野市】[字]


池の底が見えるようになるまで改善されたのです。
今では水面に鮮やかに映った鳳凰
堂が、
訪れた人たちを楽しませています。
さらに。
>>浄化ユニットを24時間制御
してます。
>>浄化システムはインターネッ
トでスマートフォンやパソコンと
接続されているため、


遠隔地からでも状況に応じて管理することが可能なのです。
劇的に水質を改善するこのシステ
ムは、今、
新たな展開を始めています。
それが立命館大学の構内に設置された、こちらの水槽。
中の水は浄化システムによって水

質が保たれています。
泳いでいるのはヒラメとトラフグ。
なんと、
魚の養殖をしているのです。
>>これで約5か月、
一切、
水替えはしてません。ですから、水道代で言ったら、た
ぶん1000円もかかってないん
です。
>>水を入れ替える必要がないた
め、
排水設備はいりません。
つまり、水槽を設置するスペース
さえあれば、どこででも養殖がで
きるのです。
また、通常のトラフグ養殖では、
出荷できるサイズに成長するまで、
およそ1年半かかりますが、
このシステムだと、
およそ1年で出荷することができ
るといいます。
水質が保たれており、魚に与える
ストレスが少ないことが、
成長を早めていると見られていま

す。
>>滋賀県は琵琶湖を持ってます
のでね、滋賀県で世界中から水技
術であったり、
あるいは水ビジネスを学びに来るような、
そんな拠点を作れるといいなと思
ってたんですけれども、
まさしくこの技術は、そのコアに
なるなと思いまして、
これからの展開を非常に楽しみに
してるところでございます。
>>ここまでくると、
1.5を超えてますんでね、これはちょっと試験用に、
きょう、
食べていただこうと思って、
このサイズを持ってきたんですけ
ど。
>>この日は、
養殖したトラフグを、料亭に持ち込んで試食会です。
>>お願いします。
>>ありがとうございます。こちらの養殖は、
見てのとおり、健康なのか、
黒い斑点が少ないんですよ。これは健康な証拠でね。
>>試食に駆けつけた水産会社の
社長も。
>>あめ色っていうのかな、
白じゃないし、
ああいう色してます、
それで透明がかった感じ、非常にそういう色をしているので、非常
にコンディションのいいところで

育った魚だと思います。
>>その肝心の味はというと。
>>めっちゃうまいね。
>>おいしいです。
涙出そうになってきた。>>味も抜群にいいですし、環境
ももちろんいいですし、とても養
殖とは思えない。
むしろ皆さんに使ってほしいぐら
いですね。
>>高齢化して、
漁師さんがとか、
なかなか養殖するっていっても、
簡単にできないとかいうことが背景にある中で、
このシステムっていうのは、
非常に水産業界にとっても、
救世主になるんじゃないかなと思
います。
>>池の水をきれいにすることか
ら開発された、
画期的な水質浄化システム。
その可能性は、
これからも広がっていきそうです。
>>本当、
いろいろ応用できそうですよね。
>>養殖はもちろんなんですが、僕やっぱり、
アクアリウムとかものすごい興味
あるんですよね。
でもやっぱり、水槽の手入れを考
えると、二の足踏むんで、
これが小型化されたりしたら、