フレッシュな選手が先ほど２人入りました。
松澤がボールを出します。
そして、２０番中野喜介。何とかこの桐蔭学園のディフェン
スを破っていきたい。
先ほどゲスト解説の山中さんからはもちろん自分たちのプレー、ボ
ールの支配を長くするという話も
ありましたが、
この立っている選手が多いディフ
ェンスラインに山中さん、どう対
していけばいいでしょうか。
◆惜しい。
◆ああいう形で
スペースを自分たちでつくっていくというのが大事になってくるん
ですけど、
そこでミスをしてしまったのがもったいなかったですけどね。
（実況）スペースを作るというの
はフィールドのどちらかに
選手を寄せたいという雰囲気です
か。
◆そうですね。
（実況）スペースを使いました桐
蔭学園です。
さあ、最後尾から
中川。
前で止めた桐蔭学園。
京都成章が自陣でボールキープで
す。
フォワードではロック本橋、バッ
クスでは
宮尾大島の前年度ベスト８メンバ
ーが引っ張る形の京都成章。
その前年度の花園を経験したメン
バーは…。
これはいいところに転がった。
うまくつかんだ、抜け出そうとい
う小林。
下がってとめた、桐蔭学園。
ボールキープは京都成章。
さあ、大畑さん、この流れ、生か
したいですね。
（解説）そうですね。
（実況）２１番、コーエンモーガ
ン一稀。
そして大島を経て、飛ばします。
右ウイング中川。
２人がかりで止めた。
桐蔭学園２２ｍラインです。
さらにファイトする桐蔭学園！
ここはめくり上げそうな勢いです
が…。
京都成章がボールをキープです。ただ、ここで攻めが停滞しました
。
（解説）時間をかけられてしまいましたね。
（実況）こういう時間は京都成章
は
大畑さん、作られたくないわけで
すね。
（解説）そうですね。
あそこはテンポよくボールを動か
していきたかったところですが…
。
このあたりの冷静さ。
（実況）桐蔭学園の試合巧者ぶりということになります。
桐蔭学園のこのプレーの安定感。
藤原監督に聞きますと、
コロナ禍で例年より大幅にチーム
練習の時間が削られる中で積極的
に
攻める、守る中で
基本スキルを徹底すると、
強化方針でここまで来たそうです。
桐蔭学園ボールです。
まだ完成度としては
例年の４月から
５月ぐらいの感覚なんですけどねという話を、藤原監督はしていた
んですが、
なかなかそんなというね。（解説）やっぱりこういった
大舞台での強さといいますか、神
奈川県大会の決勝を見る限り、
あれ、桐蔭ちょっと元気ないのか
なと思ったんですけど、まあ試合
を追うごとに自分たちの形をしっ
かりと表現してきているなと感じ
ますし、
あれだけのプレッシャーを受けながら反則をせずに守り切る。
そして相手のミスで
結局自分たちのボールに変えてしまうあたり、すごいですね。
◆桐蔭のディフェンス、前には出
てこないけど、壁にばちっと一列
になってね。
どうやってつくるかですよね。
（実況）その京都成章の
県決勝で苦しんだ過程も藤原監督も話していましたが、
コロナ禍で公式戦の数が例年に比
べて絶対的に少ない中で、神奈川
県決勝からはメンバーの並びを
大きく入れかえて全国大会に入りました。
その後も
起用メンバーを試行錯誤して固まったきょうのスターティングフィ
フティーンということになってい