後半に非常に力を発揮するということもあるので、とにかく成章と
しては序盤は得点としてリードし
ていきたいという思いはあります
よね。
(実況)その桐蔭学園、密集ターンオーバー、相手陣でボールを取
り返して、相手陣10mライン付
近からアタックです。
さあ桐蔭学園。
パスワーク、それから、スピード
。
テンポ、例年どおりという感じの
ラグビーを見せる中で、大畑さん
、ことしは前年度の優勝チームよ
りサイズアップしていますよね。
(解説)かなり大きいですよね。
大学生と見間違うぐらいのサイズ
感はありますんで。
そしてまた技術が高いということ
もあるので、
相当完成度が高いチームですね。
(実況)一方、ディフェンスに回
っている京都成章の今大会の戦い
ぶりは大畑さん、どうですか。
(解説)やはり変わらず非常にデ
ィフェンスがいいチームですよね
。
そして、試合、大会前ですね、
湯浅監督にお話を伺ったんですけ
ど、ことしのチームはちょっとね
、監督すらも惑わすぐらいのチー
ムの中でのでき幅が結構あるチー
ムだという話をしていました。
のれば、とんでもない力を発揮す
るけど、
乗らなければ少し怖いという話をしていたんですが。
そういった部分もしっかりとマネ
ジメントしていて、大会を通して
、本当にこの5試合、
うまく戦ってきていますので、選手は相当成長してると思います。
自分たちがラグビーをしているこ
とを非常に楽しんでいると思いま
すので、非常にきょうの試合も序
盤からしっかり体が動いています
ね。
(実況)準決勝ではこれまで花園
で勝てなかった
東福岡に勝って初めての決勝進出。
ですから、大畑さん、勢いに乗っ
て、
この大一番上がってきている京都
成章ですね。
(解説)そうですね。
本当に楽しみですね。
(実況)そんな中、中盤で桐蔭学
園、
ボールを獲得。
裏へ出ました。
13m京都成章陣内に入っていま
す。
これで15次攻撃という桐蔭学園
の連続攻撃、ナンバーエイト、キ
ャプテンの佐藤健次。
今の佐藤が走ってよし、そして守
ってよし。
パスをほうってよしという、万能
プレーヤー。
(解説)ちょっとスペースができ
始めてきましたね。
(実況)京都成章の場合は、ボー
ルキャリアに複数のタックラーが
、行く、誰が呼んだかピラニアタ
ックルが持ち味ですが、ここで桐
蔭学園がボールを前にはじきまし
た。
これで桐蔭学園のハンドリングミスがキックオフから2つめという
ことになっています。
さて、バックスタンドにはさまざまな表情がご覧のように
合成で映し出されております。
無観客開催となった今大会、
会場に来られないファンの皆さん
にリモートで
応援に参加していただいています
。
この決勝戦は、花園に来られない
両校の関係者ラグビー部員も参加しています。
ファーストスクラムです。
ごらんのように桐蔭学園はフォワ
ードの平均体重が
100キロを超えています。京都成章は94.2キロ。
1人当たり
およそ6キロ桐蔭学園が上回るというフォワードの体重関係。
プレッシャー。
ターンオーバー。
重さを生かしました桐蔭学園。
大畑さん、この時間帯は桐蔭学園
がボールキープ続いていますね。
(解説)そうですね。
そして、何よりも風上を取りまし
たんで、桐蔭としては自分たちの
中でも