あとゴールまで2m。
自分がかかわるプレーでは
100%ゲインしていきたいと話していた佐藤がまず行きました。
そして青木が
力わざ!グラウンディング。
トライ!
逆転、桐蔭学園!
187センチ110キロ青木、
持ち味を十二分に出しました!5対3。
桐蔭学園ゲームをひっくり返して
います。
前半手元の時計19分です。
大畑さん、分かっていてもという。
(解説)そうですね、スクラムを
うまく右側に回して、
8番が持ち出した後に、ここです
よね。
ボールを本当遠いところに置きな
がら、うまく体を入れて、
最後は飛び込む。
余裕がありますよね。
プレーが。
(実況)橋下さん、
3人で京都成章行ってたんですけ
どね。
◆青木君、本当ね、相手に
したくないですね。本当にもう相手にいなくて
よかった、僕のとき。
(実況)決勝ではアタックで自分らしさを表現したい。
自分が目立つだけではなくて
仲間を生かすことにも集中したいと話していた青木。
そしてプレースキックも決まりま
して、7対3、桐蔭学園、4点リ
ードと変わった
第100回全国高校ラグビー大会決勝戦です。
さあ先制した京都成章、
1トライ1ゴールで
ひっくり返した桐蔭学園という展
開になりました。
風が強く吹いています
東大阪市花園ラグビー場。やや前半は桐蔭学園が風上かとい
う
ご覧のスコアボード上の旗のはためきです。
◆さっきのペナルティー、キック
を狙わないというのは自信のあら
われなんですかね。
同点に追いつかずに。
(解説)そうですね。
やはりスクラムでも大きくプレッ
シャーをかけられていましたし、
自分たちのオプションが通用する
というような手応えを感じていた
んでしょうね。
(実況)この試合、解説は神戸製
鋼コベルコスティーラーズアンバ
サダー、大畑大介さん。
ゲスト解説に86回大会東海大仰
星の一員として優勝。
神戸製鋼一員の山中亮平さん。ゲストに大阪府立北野高校の一員
として67回大会プレーしました
。
橋下徹さんを迎えてお送りしてい
ます。
自陣で桐蔭学園がボールをキープ
。
ただ、桐蔭学園、逆転したとはい
え、まだ4点差、1トライでひっ
くり返る点差です。
桐蔭学園、タッチにボールを蹴り
出しまして、京都成章ボールのラ
インアウト。
山中さん、
これタッチキックの伸びを見てますと、
あまりこの風上、風下、有利不利
、そんなに、どうでしょう、あり
ますかね、きょうのコンディショ
ンは。
◆そこまで感じないですけどね。
(実況)上空は10mを越える風。
14.8メートルという今計測の
数値をご覧いただきました。
競りません、桐蔭学園。
中盤で追いかける京都成章の攻め。
ナンバーエイトの森。
深いラインです。
このテンポ。
センターの山田。
京都成章のバックスライン。
センター松澤、そして山田、12番、13番、
ともに80キロを超えるパワーラ
ンナー。
前にこぼしました。
(解説)パスという判断ですね。
(実況)レフリーの加藤さんは流
しています。
これも横にはじきました。
先ほど入った松本です。
ただ、攻めながら下がっています
。
キャプテンの辻野が何とか立て直